2018.10.6 日帰り白馬縦走
- ゆ〜じ
- 2018年11月8日
- 読了時間: 4分
北アルプス 白馬岳(2932m)
メンバー:神(子守り),しーちゃん,パンちゃん,あんな
猿倉登山口→白馬大雪渓→白馬岳→小蓮華山→白馬大池→白馬乗鞍→栂池ロープウェイ
CT11.5h
15.3km

エールピース九州支部,今回は北アルプス遠征です。
当初は11/6-8の3連休で剱・立山に行こう,という計画だったが,台風25号コンレイ(カンボジアの伝説の少女の名前)と秋雨前線,南からの湿った空気のトリプルパンチにより天気が読めない。
10日も前からずーっと台風の進路と天気図,天気予報を四六時中眺めるメンバー。
せっかく遠征するなら晴れてる山がいい!(剱岳は雨だと危ないし)
その共通の想いを胸に,金曜夜,仕事を片付けて新幹線に乗り込む。
台風は日本海側にそれてるけど,南側は曇りがち・・・。
剱・立山は風が強くてアルペンルートが止まるリスクがあるし,危険度も増すので,ひとまず初日の剱立山は断念。
北か,中央か,南か・・・。
1泊+日帰り1座で3000m峰も踏みたい。
中央+御嶽,白峰三山+木曽駒etc...
パンちゃんは初めてのアルプス。
あんなとしーちゃんも2回目のアルプス。
わがままプランを叶えてあげたい。
北側が風はあるけど,天気は良い。
北側か・・・。
・・・北アルプス最北端の白馬岳があるじゃないか!
遠いから検討から除外してたけど,調べてみたら意外と近い。
初日は白馬岳に決定!


変な格好した女子3人組。
山岳保険の広告や尾張の武将と記念撮影。
剱と立山だから,剣と盾を持っていこう,そしてその武器でモンスターを倒そう,というコンセプトらしい。

日付変更線付近にもかかわらず,レンタカー屋の隣にあった「立川マシマシ」で二郎系ラーメンを平らげる。
夜な夜な車を飛ばし猿倉登山口へ。
今回の山行は↓こんな感じ。車の中で眠たいのを我慢して最善のプランを考えた。

CTは11.5h
睡眠時間があまり取れてないが,急登も危険箇所も無いし特に問題はないだろう。
ということで登山スタート。

ガス気味だった空もモルゲンロートとともに快晴に。
白馬山頂がいきなり姿を見せてくれた。
幸先良すぎるしかない。

馬っぽいポーズ。
今度来る時は全身白タイツに馬のかぶりものしようね。

そして白馬大雪渓。
10月上旬ということで,かなり雪は溶けてるけど,残った雪渓は締まってツルツル。

底なしのクレバスもある。
隙間から風がひゅーひゅー吹いてて涼しい。そして怖い。

そしてここをツボ足で渡る。
いやー,怖かった。(途中の小屋で軽アイゼンを買おうと思ったら小屋閉まってた)
この点は猛反省です。

雪渓を歩いていると上のほうに謎虹が。
ガスが立ち込めてるところに横から日があたってる。ブロッケン現象の一種かな?
すごくきれいだった。


雪渓を登り終えてホッと一息。
眼下には雲海。
女子チームで記念撮影。
会話にも花が咲いて場が和む。

そして遂に稜線に出る。
左:どっしりした立山三山
右:とんがってる剱岳

この日は断念した剱岳。
快晴だけど強風の模様。
行かなくて正解。

白馬岳登頂。
南方面は白馬以南の山々は雲に包まれている。この日晴れたのは白馬と剣立山ぐらいだろう。

ALPSの指文字とサークルTシャツでパシャリ。

モンスターのパンチラもパシャリ。

楽しそうで何よりです。

上図:俺はいいから!と抵抗したが無理やりかぶらされた。

ここから先は雄大な稜線歩き。

麓の方は見事な紅葉。
これから向かう白馬大池も見頃なんだろうな〜。

冬支度をする雷鳥ファミリーにも遭遇。
脚が長い個体かな?
今度は真っ白の雷鳥に会いたい。

だんだんと雲が湧いてくる・・・
そして紅葉の盛りの白馬大池・・・

わ〜きれい!

女子「楽しそうに遊ぶから後で綺麗な池の写真と合成しといて!」
できません。

霧雨に濡れるチングルマ

下山口の栂池高原。
普通に泊まりに来たい素敵な場所。
2泊3日で山ごもりする予定だった我々は,泊まる場所も確保しないまま予約しておいたタクシーに乗り込む。
タクシーの運転手『今日はどこに泊まるんだ?』
我々「決めてないんですよー」
『オラんちボロっちいけどペンションやってるズラ』
しーちゃん「ズラ・・・ぶっ(笑)』
もう日も落ちかけてたけど運転手さんの好意で五竜の麓のペンションに泊めてもらうことに!
しかも格安で。人の優しさに感謝ズラ。
ペンションに着いたら翌日どの山域に行くのか会議が始まった・・・。
つづく
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