車deアルプス(天狗岳&木曽駒ケ岳)
- kota ito
- 2018年12月24日
- 読了時間: 4分

昔々あるところに西日本のより西にある西の筑紫の国にトナカイが二匹と山好きな足軽がおったんだもんで。

ある日、車でアルプスに行けるっちゃが事実に気づいてしまったもんで。

トナカイは荷物だけではなく、その手には大きなケーキが。 このケーキがあの後、あんなことになるとは誰も知る由もなかったもんで。

カーナビゲーションでは表示された数字は1000キロっち! 行くげな!

当初の旅のしおりは木曽駒ケ岳を先ず超え、その後唐松岳の頂き迄のらりくらりと歩こうと思っちゃが、

ここにきて風様と雲様が不穏な動きを取ってる情報が入手しとーと!
信濃の国の足軽「唐松岳はラッセル地獄で厳しいから初日はやめた方が良いづら」 尾張の国の足軽「おみゃー木曽駒ケ岳より天狗の方が良いだで」 江戸の学人「なんでもいきます」 他の仲間たちとの話し合いの結果は初日は、、、、 ⚫︎八ヶ岳は天狗岳に行くっちゃの巻‼︎⚫︎ 1.天狗岳とは 八ヶ岳は北八ヶ岳に属する山。 西と東峰があり、主峰は西天狗岳とされている。山としては南八ヶ岳と北八ヶ岳ほぼ真ん中にあり、北八ヶ岳のうねるような樹林帯と南の荒々しい岩稜の2つを兼ね備えている。 CTも7時間程度で雪山入門には良いと思われます。 そして、山頂からは南八ヶ岳の景色を一人占めできます。

2.天狗様に会いに行くの巻 順調に車を走らせた2匹のトナカイと足軽は待ち合わせの場所に着いたもんで、 尾張と江戸の仲間とあうことになったちゃが。
朝8時のトナカイの元気の良さに引き気味で愉快に笑いあっていたんだとさ。 そして一行は天狗のおる山へ。

黒百合ヒュッテまでは森の中を歩くが、そりゃー北八ヶ岳の木々の重なりと踏みしめる雪の音はばりすごか。


八ヶ岳の景色が光って見えたっちゃ。

天狗様は会いに行こうと向かうと なんと雲とガスに包まれていた景色がすーと 引いていった。



優しい天狗様が周りのガスを吹き飛ばしたそーな。

これがいわゆる八ヶ岳に残る天狗伝説になったそうな。 信じれば晴れる、希望的な観測かもしれないがいってみないと予測だけでその山に登れなくなってしまう。現地で登れるかどうかの判断、撤退の判断をすれば好転することもあるという言い伝えじゃけん。 天狗様綺麗な景色をありがとーと。


⚫︎木曽駒ケ岳ホワイトアウト地獄の巻 1.木曽駒ケ岳とは 中央アルプスに鎮座する木曽駒ケ岳。 木曽山脈の盟主であり、菅の台バスセンター、ロープウェイを乗り継ぐことでアプローチが容易となった。 四季折々の景色が楽しめることもあり、登山客だけでなく、観光客も多い。 花の咲き誇る春と夏。赤く燃える秋。そして厳しくも白銀の絶景が拡がる冬。
夏季コースタイムも3時間弱、冬は5時間弱といったところでアルプス入門にはオススメの山です。

2.ホワイトアウト地獄に遭遇したっちゃの巻 昔々、信濃の国にて 2匹のトナカイと足軽6人そして武蔵の国の火消しが加わり、2日目は木曽の馬様に会いに行くことに決まっただもんで、 バスとロープウェイを乗り継ぎ千畳敷へ向かったそうだ。

爆風の予報があり、 天気も絶賛の曇り、 そんなことわかっていたっちゃ。 この環境を楽しもうと準備したっち。



木曽の馬様は乗越浄土の先にあり、乗越までが雪崩地帯かつ急傾斜がありおる。 目の前に広がった木曽駒ケ岳ブルーだった。 心がブルー。

取り付きまで足跡があったりなかったりしたもんで地図とにらめっこしながら一行は進むんだ。 取り付きから乗越浄土の登りきるには厳しい環境だったち。
絶望の登りっち

厳しい壁っち

ちっちっちー

景色がなくともたのしめるっち

あと少しだっち

これぞ、木曽駒ケ岳っち!

その後、 2匹のトナカイと一行は乗越で笑った。 これが今日の俺たちのピークだねって。 みんな登りたかったが全員納得して下った。 そりゃみんな登りたい。 でもこれ以上は危険だなと。 木曽の馬様には会えなかったが、 自然の強さと判断の大切さを教えてくれた、 木曽駒ケ岳に感謝したんだそうだ。
やることないから雪に埋まったっち

⚫︎番外編:筑紫の国に帰るっちの巻 楽しくも辛かった山登りを終えた2匹のトナカイとその一行はついに各地のメンバーと別れることになったセポン

ただ帰るだけじゃつまらんから各地の城を落とすことに。 8時:松本城ずら

11時:名古屋城だぎゃー

12時彦根城にゃん


13時大阪城やねん


16時姫路城いける


23時福岡県。 丸三日間の車deアルプスももう終わりに。 馬鹿みたいに笑いあったたいせつな3日間でした。 ありがとうー、筑紫の国並びに尾張の国並びに江戸の国並びに武蔵の国並びに難波の国並びにトナカイよ。
PS: ふざけたブログになってしまい申し訳ございません。 山登り中は全力でやっており、メンバー一丸となってリスペクトを持って登りました、 雪山=怖いという認識が少しでもなくなってくれたらと思ってます。 ゴーグルに写るふざけた仲間とともに今後も山を登っていきたいと思います。

以上
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