top of page

残雪だから登れる道がある 爺ヶ岳〜鹿島槍テント泊

  • ゆ〜じ
  • 2019年5月20日
  • 読了時間: 3分

日時:2019年5月18日〜19日

山域:北アルプス

メンバー:セーヤ、アツシ、ユージ

行程:

1日目:扇沢駐車場→柏原新道→南尾根ルート→爺ヶ岳南峰→爺ヶ岳中峰→爺ヶ岳北峰→冷池山荘(テント泊)

2日目:冷池山荘→布引山→鹿島槍(南峰)→冷池山荘→爺ヶ岳北峰→爺ヶ岳中峰→爺ヶ岳南峰→南尾根ルート→柏原新道→扇沢駐車場

セーヤの呼び掛けで集まった暇人3人。

金曜日の仕事を終えて、扇沢を目指す。

早朝に扇平へ到着。

黒部立山の玄関口、扇平駅より少し手前にある駐車スペースに車を停めて入山。

今回の爺ヶ岳へ登るルートは積雪期限定の通称「南尾根ルート」

夏季一般ルートの柏原新道から登っていき途中から南尾根ルートへ入っていく。

柏原新道を登っていると、前方に若いグループを発見。

追い付いて話しかけたところ、愛知の登山サーク「タンデム」さんでした。

タンデムの皆さんは、爺ヶ岳日帰りでした。

柏原新道を進んでいた我々は、南尾根への分岐に気づず、急斜面をトラバースしたり、直登して南尾根へ合流。

事前に調べていると南尾根は、ツラい、キツい、ハードと書かれていましたが

急登で所々で木々をかき分け登る為、確かにキツい。

ジャンクションピーク直下にて

タンデムさんグループに再開。

日帰りのタンデムグループはガスガスで時間的もタイムリミットに達したので撤退するということ。

テン泊組の我々はそのまま進みます。

タンデムグループとのすれ違い時、セーヤのパンパンに詰まった70Lのサードアイチャクラのザックにタンデムメンバー興味津々。30キロのザックを背負うちょっとしたアトラクションになっていました。

ジャンクションピーク直下は、

急斜面となっており、一旦12本アイゼンとピッケルと使用。

ここから先はツボ足+ポールで行きました。

樹林帯を抜けると爺ヶ岳南峰までのガレ場直登。

山頂らしき場所をロックオンして登ると更に上に山頂らしき場所を目視する。の繰り返し。

爺ヶ岳のドSの仕打ちに慣れた頃に山頂到着。

展望もなく冷たい風が吹いていたので、すぐに中峰、北峰に向かう。

途中、つがいの雷鳥を発見

まん丸な雷鳥の夫婦

ちなみに北峰は山頂標識がない様です(冷池山荘に書いてました)

そして、冷池山荘に到着

ご覧の通り、ガスガスです。

前日から寝られなかったアツシはここまで終始死にそうな表情でした。

営業していないと思っていた冷池山荘が開いており、売店とトイレは利用可能でした。(ラッキー)

テントを設営したら、夕飯に

今回はセーヤが仕込みまでして担ぎ上げてくれた「鶏鍋」と「〆ラーメン」

がっつりの夕飯を平らげて就寝。

寝るまでガスガスだったので星空は期待せず。

2日目

朝、起きるとガスも抜けて爺ヶ岳や劔も見える。

準備を整えて鹿島槍へ

昨日と打って変わって登山日和な日。

稜線歩きも風がなく快晴。

雲海も見れました。

鹿島槍へ向かう途中、飛んできた雷鳥を発見

種池山荘と槍ヶ岳がいい感じ

鹿島槍南峰に登頂して記念撮影。

北峰にも行くつもりでしたが、北峰から戻ってきた方からアドバイスを頂きルートを確認。

行けそうでしたが、ピッケルをテントに置いてきていた為、今回は北峰には行かずに下山。

冷池山荘まで戻り撤収作業を行い下山

爺ヶ岳南峰手前でまたつがいの雷鳥を発見。

今回は2日で6匹くらいの雷鳥と会いました。

下山時、登りで12本アイゼンとピッケルを使用したジャンクションピーク直下は、雪が柔らかくなりそのまま通過。

木をかき分けて、根っこで滑り、疲れ果てた状態で扇沢まで下山完了。

下山後は恒例の温泉に入り、帰宅しました。

特におもしろエピソードもなく完結した山行でした👏

コメント


​2017.08 alps mountain climber@yamap

bottom of page