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北アロングハイク(Day1/室堂→五色ヶ原)

  • 執筆者の写真: kota ito
    kota ito
  • 2019年8月15日
  • 読了時間: 4分

ここから始まった。 予備日を含む7泊8日の北アルプス縦走。 室堂に着く前からわかっていた。 晴天が続くこと。 1ヶ月前に見た五色ヶ原とは全く違う景色。 ここに花畑と目の前に広がる裏銀座の稜線を見て、就寝した。 

◽︎行動予定(登山届けベース) 8/10 室堂→五色ヶ原★ 8/11 五色ヶ原→薬師岳→薬師峠 8/12 薬師峠→雲ノ平 8/13 雲ノ平→水晶岳→鷲羽岳→双六岳 8/14 双六岳→槍ヶ岳(ピストン) 8/15 双六岳→笠ヶ岳 8/16 笠ヶ岳→新穂高 8/17 予備日 ※天候不良の場合、停滞。予備日1日消化した場合は槍ヶ岳ピストンを予備日に変更。天候悪化の懸念がある場合は下山切替。 ◽︎実行動(実際の行動時間も記載) 8/10 室堂→五色ヶ原★ (S:9:30 G:13:50) 8/11 五色ヶ原→薬師岳→薬師峠 (S:5:20 G:16:20) 8/12 薬師峠→雲ノ平 (S:5:30 G:10:00) 8/13 雲ノ平→鷲羽岳→三俣テント場 (S:7:00 G:12:10) ※計画変更、休養日に充てる為 8/14 三俣蓮華岳→双六岳→槍ヶ岳ピストン (S:4:30 G:15:10) ※計画戻す、起床時間を早め行動 8/15 双六岳→笠ヶ岳→新穂高 (S:5:10 G:15:15) ※台風接近の為、予備日を2日残す状態で下山 ◽︎山行について ロングハイクがしたいと思い、計画していた室堂から新穂高へ縦走路。 今回はそんな山行をやのけんと2人で楽しんできました。 はじめに、 夏山シーズン、特にアルプスへの縦走をお考えの方は早め早め行動、宿営地には15時までに到着することをお勧めします。 午後急な雨や視界不良があること、そしてテント場は思った以上に早く、埋まります。 また、夏型の台風はノロノロ進路を取るので常に明日の天気の予測や小屋の人への相談をすると良いと思います。 先ずは長野県側から登山口に当たる室堂を目指した。室堂への目指し方は富山側の立山起点か長野側の扇沢起点のどちらかである。 前者は早くて値段も安いが関東側から遠い、後者は1時間30分もかかり、値段も高いが関東側から近い。 どちらから目指すかはグーグルとご相談ください。 先ずは旅の友と観光地でよくある記念撮影ポイントでふざけるのが旅の定番であろう。 

4つの乗り換えをするが、全てに特徴がある。では参考までに1つ豆知識を。 立山ロープウェイをよく見るとロープウェイを支える柱がひとつも無い。このロープウェイのことをワンスパンロープウェイと呼びます。因みに日本のロープウェイの紐の太さ及びワンスパンの距離ナンバーワンがここ立山ロープウェイなんですね。 なるほどです。 

順調にいくと始発の7:30に乗れば9:00に室堂に着きます。 因みに関西支部の2人は剱岳を目指すということでここでお別れ。 みんなで剱岳Tシャツをきて、記念撮影を行い、初日の宿営地を目指した。 

やのけんははじめての立山。 立山の晴れた景観に感動して、この時点から下山までずっと楽しいとにこにこ登ってくれていたことを書きながら思い出した。 

しかし、そんな立山三山には今回は登りません。北アルプスを南下するのが今回の計画。早速重い荷物と晴天による暑さを感じながらも浄土山を経由しつつ、一気に駆け上がる。 

とりあえずあれも登っとく?登らなくてもいいけど? 勿論登りたーい! 

龍王岳登頂‼︎ 今回の旅浄土山に続く2ピーク目。 

そこから広がるこれから歩く道に想いを馳せました。ここから見えない笠ヶ岳から降りることを考えることはまだできませんでした。 

時間もないので先へ急ぐ。 後ろを振り返ると龍王岳。 縦走の醍醐味は歩いてきた道を振り返ること、そして歩く道を見通すことだと思ってます。 

五色ヶ原への道は花々に溢れかえっておりました。花が好きな人はこういう小さな綺麗さを感じるのかと思いながらも我々は重く、暑くそんな余裕はなく、スタスタ通り過ぎましたとさ。 

さて、ザラ峠なるファイナルファンタジーで出そうな峠を降りる所が今回のインスタスポットです。 さあ縦走をする人は重い荷物を背負い、背中を見せてみてください。 映えますねー。。映えるやん、ここ。レベルの低い会話で楽しんでました。 

そしてここから天気が良いと目を凝らしてみて下さい。 宿営地の五色ヶ原山荘が見えます。 ここまできたらあと少し、ザラ峠の下りはザレ場(大小の岩や石が点在)なので丁寧に歩いた。 

そして、歩き続けて4時間弱。 テント場に着きます。トイレ有り、綺麗な水場あり、小屋までは10分程度かかりますが、テントから見る景色は最高峰です。 

槍ヶ岳もちょこんと見えます。 あれは4日後に登るけどこの距離感。 浪漫です。 

槍ヶ岳

針ノ木、スバリ岳

烏帽子岳

野口五郎岳

一日中3,000カロリーは歩いて消費していくので2人で夜ご飯を食べる。 やのけんはパスタとフランスパンを中心に。おしゃれかよ。 私は朝棒ラーメン、夜アルファ米を中心に。 のりたまあるんで最強です。 そして暮れ行く夕日を見ながら語り合いました。今後の山々と計画を。 

そんな縦走初日も月が上がり、陽は下がる。 朝日と共に行動し、夕日と共に寝る生活が始まりました。19時ごろには各自就寝の準備をしました。 

最後に歩いた立山方面の山を見て満足感に包まれて4:00までぐっすり寝た縦走初日でした。 

Day 2/薬師岳編に続く


 
 
 

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​2017.08 alps mountain climber@yamap

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