伊吹山(日帰り)
- ゆ〜じ
- 2018年1月27日
- 読了時間: 4分
●日程:平成30年1月27日(土)8:00‐13:45 ●メンバー:ひっきー、だいし(よっしー)、くま、せこ ●行程:上野登山口から伊吹山頂のピストン
プロローグ AM3:15 出発 家を出て30分、早速試練が訪れる。 深夜の国道で謎の渋滞。数分たっても全く動く気配がない。事故?? やきもきしながら待っていると、前から人が情報を伝えに来てくれた。 どうやら、深夜の降雪と低温で道路が凍り、国道の坂道でトラックが動けなくなり立ち往生している模様。 幸いにも深夜で走行量も少ないため、最後尾から順にハザードをたいて国道をバック。 何とか脇道にそれるところまでバックし事なきを得るが、行く先が思いやられる…。 国道も長大なスケートリンク状態です。

みんなと無事に合流できるのだろうか。 てかこんな状況で登山とか、俺らどれだけドMやねん。
AM6:45 到着 ガチガチの道にビビりながらも、無事に待ち合わせ場所に到着。 他のメンバーも待ち合わせ時間までに無事到着。

あのテッペンまで登ります。 伊吹山は標高は1,377mとさほど高くないものの、登り始めの標高も低いので、1,200mほど登る必要があります。 特に積雪期は、7合目から先が急斜面の直登になるので、なかなかハードです。 一方で無雪期は花の百名山にも選ばれているようにそこらじゅうに花が咲き誇り、 危険個所もないため凄く人気の山で、ハイシーズンは登山道が渋滞するほどです。
さて、自己紹介を済ませ、登山スタート!

しかし登山も試練の連続でした。
試練①ズボズボ地獄 国道にも雪があるくらいなので、もちろん登山道も0合目から積雪あり。 新雪が木に積もって美しい。

最初の積雪はすくなかったけど、3合目くらいから雪の量が増える! このあたりはトレースもしっかりあるけど、踏み抜く箇所が増えてくる。 ときおり膝上くらいまではまりながら、新雪と格闘!

あまりにはまるので、ワカンを持ってきていたひっきーとだいしはワカン装着。

ここから、ひっきー&だいし(スイスイ組)とクマ&せこ(ズボズボ組)の距離が離れていく。 ワカンの威力なかなか凄いぞ!そしてズボズボしんどいぞ!
6合目まで来て、ここでクマさんが無念の撤退。 ひっきー、だいし、わたしの3人で山頂を目指すことになった。 先に降りるクマをあまり待たせるのも悪いのでサクッと登頂しようと話がまとまる。 しかししかし、ここからが本当の試練でした。
試練②ラッセル地獄 サクッと登るつもりが、現実は甘くなかった。ズボズボ具合がこれまでの比ではない! 6合目以降はトレースも少ないので、3人で先頭を変わりながら歩きます。

このあたりはまだ写真を撮る余裕あり。

そしてしばらくすると、、、トレースが・・・ない!!? 先に登っている人もいるはずだけど、新雪が強風で飛ばされ、トレースがすぐに消えてしまうのです。 ここからラッセル地獄の始まりです。 雪が多いところでは腰上まではまる。上に進もうとしてもなかなか進まない。 他の登山者とも協力しながら、ラッセルラッセル!! 他人のラッセル姿を見て、ラッセルってこうやってするんだーと感心。 ひっきーが先頭になった時には斜面のトラバースも行い、気分はハードな山にチャレンジするアルピニスト。 写真でお伝えしたいところですが、あまりにハードなため誰もガチラッセル時の写真を撮れず。 わかりにくいですが、下山時に撮った写真で雪の量をイメージしてください。

試練③暴風地獄 ラッセルすること1時間、命からがら(←大げさ)山頂に到着! ここでは猛烈な風!! 瞬間的に強い風が吹くと粉雪が舞い上がりホワイトアウト。 顔面のあらゆる毛が凍りました。 ※顔面が凍った写真がありますがお見苦しいので載せません。笑

クマ、次回の山こそ一緒に登頂しような!


暴風であまりに寒いので、山頂の滞在時間は約5分。笑
登りはハンパなくしんどかった斜面も、下りはサクサクの雪上を一気に駆け降りる。 ほとんど休憩することなく登山口まで降り、クマちゃんと約3時間ぶりの再会。お待たせしました。
そして今回の4人の出会いが、エールピース東海&近畿支部の発足につながるのでした。
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