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八ヶ岳 全山縦走チャレンジ

  • 執筆者の写真: ゆ〜じ
    ゆ〜じ
  • 2019年8月28日
  • 読了時間: 5分

八ヶ岳

長野県と山梨県に跨る南北30Km余りのその山域は、

北側と南側で異なる雰囲気を持って登山者を楽しませてくれる。


そんな八ヶ岳に惚れ込んでいる

私、ゆ〜じは同じく八ヶ岳を愛する漢“セーヤ”と共にかねてより八ヶ岳主脈縦走(全山)を計画し、お盆休みに実行することに。


メンバーは、

ゆ〜じとセーヤの他に


現在、全国一周中。

絶賛ニート食いしん坊

ハスキーボイスの“ルイ”

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少食登山女子

長期休暇はほとんど山にいる全開福岡弁ガール“アンナ”

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女子メンバーから、「なんか心に隠してそう」と言われる“アツシ”

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の計5人。


もう一人、参加予定だった“コータ”はお盆休み中のハードな山行で辞退に…



5人で全山制覇、頑張るぞ!!

と思っていたところ、事前の天気予報を見ていると微妙な天気。


ゆ〜じも、お盆前まで出張続きで身体が鈍り、

腸脛靭帯炎とシンスプリントというタブルパンチで負傷中。


セーヤが行程を変更してくれ、今回は編笠山からののんびり南八ヶ岳一周プランに。



Day1(8月18日)

最終到着予定地の唐沢鉱泉へ車を1台置き、5人でスタート地点となる観音平へ向かう。


朝2:30

山頂で朝日を見る為に、先発隊チームのセーヤとアンナ、アツシが準備を行う。

当初の予定よりもスタートが遅れており、急ぐセーヤ。

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九州では、ストックホルダーに長ネギを刺して山へ登るらしい



準備を整え登山口を後にするアンナとセーヤ。

アツシ…置いてかれる。


仮眠組のユージとルイが寝ている車内に静かに戻ってきて仮眠するアツシ。

仮眠組は、4:30起床、5:00出発で先発隊を追いかける予定。


朝8:00

4:30に鳴ったアラームをルイとアツシの為に止めたユージが起床。

3人で準備をして登山口を出発。



編笠山山頂まで、

標準コースタイムよりも30分以上早いペースで向かう(しかし、出発時間は予定より3時間半遅れ)。


途中、八ヶ岳好きのユージおすすめの休憩スポットに立ち寄り、コーヒーを淹れて八ヶ岳を満喫。


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↑コーヒー淹れて、

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↑コーヒー飲んで


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↑全く急ぐ気ない




休憩開始から約1時間後、お互い誰かが「出発」と言うタイミングを待ちながらグダグダする3人の前にオコジョ登場!


1時間近く岩の上でダラダラしていた3人がオコジョ発見と同時に立ち上がり、カメラを構える。

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オコジョが立ち去った後、ここで再度座り込んだら、いつ山頂に向かうか分からない為、そのまま出発の準備を行い山頂へ


山頂ではガスが多く権現岳が辛うじて見られる状態。

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3人はそのまま山頂を下り、青年小屋へ


青年小屋にて先発隊のセーヤとアンナに合流。

八ヶ岳全山チーム、Day1は、出発地点から一番近いテント場“青年小屋”にてテント泊


八ヶ岳全山登頂のモチベーションは全力で、飲み会にぶつけることに。

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↑青年小屋到着




セーヤ自慢の山飯を堪能しながら、ビール、ウィスキーを飲む。


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途中、雨が降ってきた際は、アツシの3人用テントの中で5人で飲み会。


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優しいアツシは、全国一周しているルイへ青年小屋の「遠い飲み屋」提灯のミニチュア(3,000円)を(じゃんけんに負けて)プレゼント。

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飲み会中、Day2は行者小屋に宿泊となり、ユージは自分の車を取りがてら、編笠山から観音平へ下山を予定していたが、アンナの「帰るな!」がしつこいので、下山後に長野のソウルフード テンホウ にて餃子を買って、行者小屋へ餃子を持って上がることに


すると、まさかの下山後、再度アタックという良くわからない行程にルイとアツシが賛同。

3人が一旦、下山するという謎の行程に。




Day2(8月19日)

セーヤの朝ごはんを食べた後、

「TEAM.縦走を知らない人たち」が、撤収を終えて、行者小屋を目指す為に観音平を目指す。

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↑セーヤ飯(朝)


縦走知らないチーム、下山中にすれ違う人たちに

登山者「今日は観音平へ下山?」

我々「はい!観音平へ降りて、行者小屋へ行きます」

登山者「???」


なぜ、行者小屋へ向かうのに反対方向へ下山してるのか理解出来ない登山者の皆さん。


下山後、

3人はまず、茅野市の日帰り温泉にて身体を清めて、休憩室にて仮眠。


登山中、辛くて、辛くて登頂を諦めてしまいたいと思ってしまうことは幾度となくあった。

しかし、山頂についた時の達成感や仲間と会うために、諦めず山を登ってきた。


だが、下山して温泉に入った後は今までのどんな山よりも、目的地へ行くことを諦めてしまう場所だった。


それでも温泉を出て、八ヶ岳に向かうのはただ、“セーヤとアンナに会いたい”という気持ち。



途中、テンホウにて昼飯。

3人で冷やし坦々麺を食す。

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食後、満腹になり、もう今日はここで撤退しようと思ったが、

行者小屋で待っている仲間に会いたい!

その思いだけで、お持ち帰り用の生餃子を買って美濃戸口へ


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↑登るの諦めそうになったポイント



美濃戸口に到着後、雨が降ってきたのでしばらく車内で雨が通り過ぎるのを待ち、

雨が止んだタイミングで出発。

「セーヤとアンナに餃子を届けるぞ!」「オッー」と気合を入れてスタート。


林道を歩き南沢ルートと北沢ルートの分岐である八ヶ岳山荘へ到着。

すると雨がまた降り出す。


ザックにレインカバーと付けていると、ルイが八ヶ岳山荘でコーラを購入。

3人でコーラを飲みながら、今後の天候を最終確認。

夜間の雨量が次第に増えている。


赤岳山頂にいるセーヤ、アンナとTELにて連絡を取りながら3人は決断する。

「今日はここで撤退だ。」


年間通して何度も通っているルートだが、

八ヶ岳山荘までで引き返したのはこれが初めてだった。


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これからもここで撤退することはないだろう。


美濃戸口へ戻り、下山してくる2人を出迎えて、急遽予約を取ったバンガローへ移動して、

餃子とセーヤの山飯を食べ、夜中まで大富豪をしてDay2終了。

物凄い雨が降って降り、テント泊しなくて良かったと実感。



Day3(8月20日)


バンガローにて朝食を食べて、チェックアウト。

その後、

神奈川へ帰る前に実家で荷物を積み込む必要があるユージに同行する形で全員でユージの地元 伊那市へ

迂用曲折あり、ランチに

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伊那名物“ローメン”を食べてその後、解散。



とても楽しかった3日間。

またこのメンバーで全山縦走やりたいね!

と再チャレンジを誓い合う。


次の全山縦走企画を楽しみにしつつ、

ちゃんと?全山縦走する企画もセーヤとやろうと思った3日間でした。



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​2017.08 alps mountain climber@yamap

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