剣山(日帰り)
- ゆ〜じ
- 2018年9月5日
- 読了時間: 5分
剣山にはあっという間についた。
天国かと思うぐらい水色の空と山々の景色。 そして目の前には見たこともない笹の織りなす稜線が広がる。 みんなにこにこしながら次郎笈への稜線を見ながら歩いた。

1.山について
⑴剣山(日本百名山)/1,955m

「剣」という名のつく山は「駒」に次いで多い。剱岳、宝剣岳、各所にある剣ヶ峰等々。山の由来は山容からなるものが多く、剣山を除いては剣のように鋭く尖ることから言われる。 そして四国徳島県は剣山はゆったりとした女性的山容で全くもって剣のような形をしていない。ではなぜこのような名がついたのかふと疑問。 歴史を遡ると安徳天皇の御剣を埋め、御神体としたところから名がついたという。山って奥が深いですね。 そして剣山は四国を代表する山として古くから信仰されている山である。 西の石鎚山、東の剣山。山の背も拮抗しており、全く異なる山容。面白い。 そして山の様子はどうかというと僅かに森林限界を超えた先には草野原が広がり、澄み渡る水色の空、先に続く次郎笈への笹の稜線美、何処まで続くであろう海が見える。 そんな素敵な山。 ⑵次郎笈(四国百名山)/1,930m

西日本の高山とはどこか。 1位石鎚山、2位剣山、3位宮之浦岳、4位次郎笈。まさかの4番目に次ぐ山こそ、次郎笈である。 山はシコクザサやシコクシラベに包まれており、日本で有数の稜線美を持つ山と感じた。 なんとなく仙丈ケ岳の稜線を思い出すそんな山容。 2.計画(9/2) グレーディング:設定なし/剣山1A/次郎笈2A CT:4h(実際3.2h) 累積標高登り/下り:658m/720m 見の越駅→西島駅→剣山→次郎笈→大劔神社→西島駅→見の越駅
メンバー
九州支部:りょーじ、しょた、あんな
関西支部:はな、ゆりねー

3.山行 起床は7時30分。 我々は中尾山高原でテントで寝ていたんだった。確か1時くらいまで呑んでたのを覚えてる。テントを出ると少し鈍よりとした曇り晴れといったところ。 さて、本日は晴れるかな。 まずは身支度を整え、車で約20分程度行った剣山のロープウェイ乗り場を目指す。 「私めっちゃ夢見たんけど、めちゃくちゃバナナで叩かれる夢。なんやと思って目覚めたら隣のあんなちゃんがめちゃくちゃ寝相悪くて、肘でこうげきしてたんよ」 「私寝相悪いけん、ごめーん」 謎のバナナエピソードを聴きながら朝食を食べる一向。。 そして向かいます、剣山へ。 まずはついてみんなに戦慄が走る。 今日はゆる山で命の危険はないかと思っていたが、突如現れた難所。 ウルトラライトリフト‼︎

なんやこの作り。 人っ子一人がギリギリ入るか入らないのかのリフト。そして上下に揺れる振動。 チームはこれから乗るこの乗り物に不安を隠さずにはいられなかった。 因みにロープウェイは約1800円ぐらいだったと記憶している。 約標高300mを15分くらいで行けるので緩く行くに持って来いと思っていたのに

まさかの難所とは。 さて、リフトにビビりながらも乗るも意外と座りごごちもよく非常楽しかった。 122番は鈴木さん

125番はゆりねー

そして山頂まで約30分足らずの道を歩く。 因みにこの道は全て登り。 途中の頂上ヒュッテでのんびりしながら進む。

そしてヒュッテ奥のベンチに座りながら黄昏れたのを覚えてる。 だってこの景色。黄昏れスポット。

なんかあんなとしょたがいないなと思ったらヒュッテで買い物をしてるらしい。 なんかペアルックのティシャツ買ってた。 九州支部は仲が良いなと思いつつ、カップルみてーだなと思ったのは内緒。 さてと残り260mの地点にいるので山頂を目指す。ヒュッテから階段を程なく進むと、、 天国が広がる。

ヒュッテから約10分も経たないうちに山頂に着く。

ちなみに剣山Tシャツは似てるようで違います。剣山が前から後ろのデザインに分かれてるらしい。ややこい。

そして、次郎笈方面を臨む!

素晴らしすぎる 道は整備されており、次郎笈峠まで下り、そこから登り返しという感じ。 まずは降る。

岩で一休みしつつも降る
そんなこんなありましたが、私は稜線が気持ちよすぎてトレランモードに切り替えていったのでみんな動向がわからなくなる。 山頂からみんな点のような人影を見つつ羽虫と戯れながら待ちました。

その後、全員揃って登頂!

その後、次郎笈峠先より巻道を使い下山。 歩行時間約3時間弱の登山が終わった。 しかし旅は終わりません。 しまなみ海道から四国上陸した我々は帰りは瀬戸内大橋帰るプランに切り替える。 だって讃岐うどん食べたい。 帰りの車の運転時間はCT8.5h。。 うーん、手強い山も登れそうなCTです。 高松市につくとバカ一代という名店のうどん屋に並び食す、うどん。 圧倒的うまさのうどん。

みんな夢中、うどん。

うまそすぎる、うどん‼︎

釜玉うどーん‼︎

もはやうどんにより、本日の山ことを忘れるうまさ

そんなチーム5人旅もここでお別れ。 最高の2日間のうどん遠征がここに終わる。

4.後書き やはり四国といったら讃岐うどん。 なんという圧倒的なうどんでした。 うどんの美しさ、食べ応え、お腹いっぱいになってからの追い込み、食べた後の達成感。最高でした。 テント泊往復14hのコースタイムも納得の味。色々ありましたが、最高の2日間。 ありがとう‼︎ドン‼︎





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