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女王誕生の地、蓼科山

  • 執筆者の写真: ゆ〜じ
    ゆ〜じ
  • 2018年3月5日
  • 読了時間: 6分

平成30年3月3日(土)

メンバー:ピロコ(ヒロコ)、カズ(横田)、ゆ〜じ

行程:女神茶屋→蓼科山山頂→女神茶屋

2月末、赤岳鉱泉を起点に、のんびり硫黄岳登頂とクレイジー阿弥陀岳登頂を行ったALPS関東支部(+クレイジー福岡支部1名)

ゆーじは、この山行参加前に、硫黄岳登頂日にあたる日曜日、蓼科山登山の予定だったが、悪天候の為に中止。

急遽、赤岳鉱泉組に参加した。

同じ八ヶ岳でも、赤岳鉱泉組はてんからCだろうが関係ない、いやむしろ興奮するメンバーばかり...

そして、1週間後

ALPS長野メンバーのカズ(横田)が、土曜日、山へ行けると連絡があり、蓼科山リベンジ戦を行うことに。

埼玉から初参加のピロコも参戦して3人で、蓼科山に!

3月3日 5:30

埼玉から圏央道で向かってくるピロコと八王子で合流して、ゆーじカーにて2人で長野を目指す。

前週の帰りのウッチーのレヴォーグ速ぇなぁと思っていたけど、同じくらいの時間で長野到着(笑)

コンビニに寄ってゆっくり蓼科山の登山口である女乃神茶屋へ向かう。

8:00に女神茶屋前の駐車場に到着するが、既に満車

仕方なく、女神茶屋より手前700m付近でカズを待つことに

ここで気付いたが、ゆーじは、ミドルウェアを家に忘れてきた😱

悩んだ末に、保温性のインナーとソフトシェルで出発して、寒くなったらハードシェルを重ねる事に。

そこにカズが到着。

カズも今回、初参加なのだが、

年末年始の入笠山組は、元旦に登頂した北横岳山頂でソロで来ていたカズに会っていた。

その時、北横岳山頂にはエールピース組とカズだけ。

快く写真を撮ってくれたカズ。

当時のカズは山頂で、「賑やかな人達だなぁ~」と感じていたそう。

元旦からごめん!カズ。


絶好の登山日和

車道を歩いて登山口へ向かい入山開始。

蓼科山は自分が大好きな山。

訪れるのは11月ぶり。

11月もまだ少ないながら雪が積もっていたのだが、

この11月の雪山登山が、エールピースの猛者、雪の女王を生み出した山行となった。

2017年11月

初の雪山登山に蓼科山を訪れたアヤカ(同時、山ガール)

森林限界を越えると、強風と視界不良の悪条件。そして初雪山ということで防寒装備もままならないアヤカ。

山頂手前の冬季閉鎖の山小屋の脇で風を凌いで休息。

山頂は目と鼻の先。

でも、その短い往復が女の子には、きっと辛いハズ。

アヤカにここで撤退するか?

と問いかけると迷いの無い声で「山頂に行く!」

えっ、行くの?👀

と逆にビックリ。

この「撤退」の2文字を持たない攻めの精神が、前回の阿弥陀岳登頂でもヨッシーからの撤退案をはね除ける、女王としての精神の真骨頂なのであろう。


極寒の中の山ガール(現 雪の女王)

そして無事に初の雪山を登り終えた山ガールは、その後も雪山登山を重ねて2018年は未だに年明けから全ての週末に雪山に赴くという記録を更新する雪の女王へと覚醒したのである。

そして、今回。

12本アイゼンとピッケル(ピッケルは前日に購入)を初めて実践投入するピロコ。

ソロで雲取山とか行っちゃう山ガールは、雪の蓼科山を経て第2の雪の女王となるのか?

と、前置きが長くなったが、

蓼科山は入山するとしばらくは緩やかな樹林帯歩き。


天気も良くて楽しそう。


今まで訪れた蓼科山の山行の中でも1、2を争う快晴の素晴らしい登山日和。

歩いて数分で汗が吹き出す。

暑くてニット帽を脱ぐ。

ミドルウェアを忘れた事を心から喜ぶゆーじ。

もし着て入山してたら...

しばらく歩いて登りがスタート。

雪はあるものの、まずはツボ足で登る。

この辺は入笠山のマスターの教えを守り、なるべくアイゼンに頼らず自らの脚力と技術を養う。

途中で下山している茶々丸に遭遇。


初、蓼科山のピロコは、少々キツそう。

いつの間にかカズのストックを手に入れていた。


しばらく登り続けると、一旦平地を歩いて山頂へ向かうラストスパートの急登。

この辺りで全員、12本アイゼンを装着。

初12本アイゼンのピロコ、普段の登山で使わない筋肉を使うので辛そう💦

ふくら脛とか初めのうちピクピクしたら、伸びたり、アイゼンあるある。

しかし、後ろを振り返れば茅野市街や南、中央アルプス、更に北八ヶ岳まで見通せる登山道と八ヶ岳ブルーの空。

こんなに恵まれた山行、久しぶりだ。



しかし、距離は短いが急登。

そして慣れない12本アイゼン。

辛そうなピロコ



ゆーじ「ピロコ、もう山頂見えるよ!」

と山頂を指差して呼びかけるが、

ピロコは目線を上げず、山頂を見ない。

ピロコ「見上げたら、きっと心が折れる」

名言誕生。

その後、

森林限界を越えて、山頂直下の岩場に入ると、下山してくる方々の中から「ゆ~じ君~🎵」と手を振ってくれる人が!

丁度、同じタイミングで蓼科山に訪れていたカオリさん(エールピースファンで良いかな?)と遭遇して、スキッカーズで餌付けされる。



KAORIさんと餌付けされた3人。

ここから気を抜かずに岩を登る。

ゆーじは、ピロコにお願いしてピロコが買ったばかり、まだ未使用のグリベルのピッケルを借りる。

丁度、52センチのピッケルを買おうとしてたので53センチのピロコのピッケルで試し登り。

うん!52センチ買おう😄



そして、山頂到着。



山頂の景色で疲れが吹き飛んだか

風も出てきたがそれほど強くなく、

広い山頂を散策しながら、北アルプス、中央アルプス、南八ヶ岳、南アルプス、360度の大展望を満喫して、コーヒータイム。





カズは、山頂の鳥居で初詣。

遅っ、!Σ( ̄□ ̄;)



休息を終えて、そのあと下山。

天気が良いので、下りは斜面の雪が溶けてシャーベット状になり滑りやすい。

斜度もあるので慎重に


既に貫禄ある1枚。

下山中、ゆーじは2人に言いたい事があった。

もし、ここにリョージや、ヨッシー達が居たら彼らが言っていたであろう...

最年長だし、

常識人としてのイメージがある自分が言い出したら、初参加の2人に「やっぱりエールピースって変態クライマーばっかり?」って思われると自重していたがやっぱり我慢が出来ず...

ゆーじ「俺、ワクワクしてきたから、ちょっと走るね!」

2人に告げて、見通す先に誰もいない坂道を12本アイゼンで脚が雪にズボるまで数十メートル走るゆーじ。

「気持ちいい❗😆」

ゆーじの欲求も満たせて、そのまま下山。



帰りは小淵沢の道の駅にて、温泉と食事。

小淵沢の道の駅隣接の延命の湯は

、効能に霊能力の強化があるらしいです。

そんなこんなで蓼科山登山終了。

最近のホームページのブログや活動予定を観たメンバーや、閲覧者の方より、エールピースはガチ山企画が多くて、変態クライマーの集りなのでは?と言われますが、たまたま冬の時季ということで、ハードな企画が多くなっていますが、暖かくなったら、ほのぼのハイキングとか、低山企画 とかあります。

時季的に、一部の変態クライマーが活躍しているだけなので、皆さんご安心下さい(^-^;

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​2017.08 alps mountain climber@yamap

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