top of page

悪沢岳(荒川岳)- 赤石岳 1泊2日

  • 執筆者の写真: ゆ〜じ
    ゆ〜じ
  • 2018年9月12日
  • 読了時間: 3分

東海支部の3人で南アルプス深部の悪沢岳、赤石岳へ行って参りました!


【日程】2018.9.8−9

【メンバー】

だいし(左)、だいちゃん(右)、ぐっち(中)

【行程】

1日目:椹島ー仙枚小屋(泊)

2日目:仙枚小屋ー悪沢岳ー荒川小屋ー赤石岳ー赤石小屋ー椹島

北アルプスの深部へ行く予定が天候不良で南アルプスの深部へ...笑

3000m超えの縦走を楽しんできました!

【アクセスについて】

悪沢、赤石の登山口となる椹島。アクセスが非常に面倒なのでここで紹介しておきます。

(畑薙第一ダム - 椹島)

バス料金:3000円

椹島までの交通手段はバス、徒歩、自転車。バスで約1時間の移動です。猛者は徒歩、自転車で行くそうな…

面倒なのがここ。

椹島までバスを乗った登山者は必ず小屋に1泊しなければなりません。泊まらなければ帰りのバスには乗れず4-5時間かけて畑薙第一ダムまで歩くことになります。

察している方もいるかもしれませんがテント泊は小屋泊に含まれません。つまり…この界隈でテント泊するには2泊3日の行程で小屋1泊しもう1泊はテント泊にする。もしくは畑薙第一ダムから徒歩or自転車で登山口まで行くのどちらかとなります。

そしてバスの本数。夏季は1日4本。この時期になると1日3本と非常に少ない!今回の山行は帰りの終バスが14時発だったためかなりタイトな山行となりました…

ここまで嫌な情報を流してきましたがここから良いところを…

宿泊費は素泊まりで1泊5500-6000円程度。行きのバスで運賃の3000円を支払うと3000円分の宿泊券と引き換えてもらえます。つまり、小屋に1泊泊まれば行き帰りのバスは無料ってことですね。かなり良い条件です。

そしてなんといっても綺麗!!仙枚小屋、荒川小屋、赤石小屋を見ましたが非常に綺麗でした。小屋泊経験のあるだいしも北アルプスじゃ絶対こんなところ泊まれないというほど快適でした!1人寝袋1つに毛布2枚と好条件。(素泊まり且つ寝袋を持参すると極寒の別館と呼ばれる場所で一夜を過ごすことになるので要注意です 笑)

【山行】

1日目、椹島から仙枚小屋までCTで6時間半のルートです。当日は土砂降りの雨。カメラなんて出す気も起こりませんでした。ひたすら樹林帯を歩いて仙枚小屋到着。素泊まりだが寝具は無いことを山小屋の方に伝え見事条件の良い本館で止まる許可を得る。

食堂も寝床も綺麗だし、1人あたりのスペースが広かったです!初の小屋泊で豊かな時間を過ごせました 笑



2日目、仙枚小屋から悪沢岳、赤石岳を経由して椹島まで降りるCT14時間半の行程。14時の終バスに間にあわせるため午前3時に出発。コースタイム×0.7で歩けば1時間前に到着する予定。しかし、まさかの大雨。晴れることを見越して1日目ゆるゆる山行にしたことが見事裏目に出ました。


真っ暗、大雨、爆風、なんでこんなことしてるのかと自問自答を繰り返しているといつの間にか悪沢岳登頂。3141mは日本で第6位の標高。


先を進み後ろを振り返るとうっすらと悪沢岳のフォルムが…


先にある中岳からは600mの下り!向こう側に荒川小屋が見えます。



荒川小屋からは…600mの登り!!アップダウンの数字に絶望します…ここから見えるのは赤石の肩。この奥の奥に赤石岳があります。


振り返るとここは穂高ですかと言わんばかりの山容。


赤石の肩到着。あとは稜線を辿れば山頂!


ガスガスの赤石岳登頂!!

標高3120mは日本第7位の標高。

登頂直後はガスに覆われていましたが徐々に晴れて山々が!!







雨にやられにやられた山行、ここにきて初めて来てよかったと感じました 笑

晴れたことに3人とも興奮で終バスのことを忘れていました 笑

一同後ろ髪を引かれる思いで椹島へ。


青空の赤石岳。



12時半に無事椹島到着。

カレーにソフトクリーム。贅沢して椹島を後にしました。


Comments


​2017.08 alps mountain climber@yamap

bottom of page