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木曽駒ケ岳(日帰り)

  • 執筆者の写真: ゆ〜じ
    ゆ〜じ
  • 2018年3月13日
  • 読了時間: 4分

平成30年3月11日(日)

メンバー:せこちゃん、カズ、クロ、KJ、ゆ〜じ

行程:菅の台バス停→バス&ロープウェイ→ロープウェイ千畳敷駅→乗越浄土→中岳→駒ケ岳山頂→中岳→乗越浄土→ロープウェイ千畳敷駅→菅の台バス停

ゆ〜じとしては、3週連続の週末長野遠征。

今回のメンバー、

クロは、先々週の八ヶ岳、硫黄岳に参戦。

カズは、先週の蓼科山に参戦。

みんなどれだけ登ってるんだよ!

と突っ込みたくなるが雪があるうちに…と勿体無い精神をフルに出しているエールピースの一部変態クライマーたちの活動日記。

10日(土)

神奈川組のクロとゆ〜じ、

夕方に合流してゆ〜じカーにて一路、松本に向かう。

今回は前日入りしてエールピース内では有名な松本BASE(KJ家)に前泊。

松本BASEに到着してしばらくして、カズも北信から到着。

4人で夜の松本市街で繰り出す。

長野人3人に神奈川県出身のクロ1名。

折角なのでと信州居酒屋なるお店にて前夜祭。

そこに長野メンバーのユリがやってきてくれて5人で山談義。

翌日は始発のロープフェイに乗るため、早めに(と言っても23時位)に帰宅。

速攻で寝て、翌日に備える。

11日(日)

4:30起床。

やさしいゆ〜じが、KJとクロの目元にスマホのフラッシュライトを照射して爽やかな光で起床させてあげる。

しかしここで、KJまさかの二日酔い

身支度を整えて、駒ヶ根を目指す。

木曽駒ケ岳の入り口「菅の台バスセンター」にて東海から遠征してきてくれたせこちゃんと合流。



始発のバスに並んで、バスとロープウェイを乗り継ぎ、標高2612mの千畳敷駅に到着。

アイゼンや雪山装備を整えて、いぜ出発。

駅を出てすぐに、目の前に雪で真っ白になった千畳敷カールがお出迎え。

乗越浄土を見上げて気持ちが引き締まる。



遠く、小さな点が列となりカールを登る先発登山者が見える。

一列だし誰か滑落したら絶対に巻き込まれるだろうな。と考えながら急登直下まで向かう。

みんな普段の保険にプラスして保険対策バッチリです。


斜面が始まりピッケルも持って登り始める。

途中まで登っていると、3人の下山者が5mほど横を降りている。

真ん中の真っ赤なハードシェルは…ピロコだ。


へっぴり腰のピロコ発見!


でも、様になった写真に

玄人っぽい

前週の蓼科山をカズと3人で登り、たまたま翌週の木曽駒ケ岳の日程が被って1週間ぶりの再会。

千畳敷ホテルに泊まっていたピロコ達は一足先に下山。

そっちはこれからは、下を見たら怖くなるので上を…と思ってもヘルメットとザックの雨蓋が邪魔で上をあまり眺められないので、手元を見ての急登登り。




が、ゆ〜じはまさかの古傷が発症して、両足のスネが激痛。

調子に乗って治療休んで、3連チャンで雪山に行ってた罰です。

足首を支えるサイドの筋肉の筋が痛められて足首ガクガク。

ここで足首を挫いたら、そのまま滑落しそう。

でも降るより登った方がもう距離は短いと気力で登りきり、

氷を脛にヌリヌリして氷でアイシング。

アイシングとマッサージ、KJからもらった湿布でだいぶ良くなり、

待っていてくれたメンバーと駒ケ岳山頂を目指して再スタート。


幸いこの後はあまり問題もなく行程を終えましたが、やっぱりグループ登山は心強い。


乗越浄土から中岳を目指しますが、稜線上は風が強い。

今日はてんくらC(強風です)

地面から巻き上げられた細かい氷状の雪が顔に当たって痛い。

地味に涙が出そうな痛さ。

急いでバラクラバ装着。

相変わらず、テムレスのクロは暖かそう。



もはや、仮面ライダーにしか見えないカズ

しかし風は強いが、天気は良い。

南アルプスや、駒ヶ根市街を見通せる絶景に寒さも疲れも忘れてしまう。

これが雪山の中毒的な魅力。





強風を受けつつ、木曽駒ケ岳登頂。

今回、出来上がったばかりのALPSフラッグを山頂で広げて記念撮影。


5人中、3人が同じゲイター


初使用は、高尾山とか大山とかほのぼのしたところが良かったのか?

風が強いので、写真を撮ったらそそくさと撤退。


風に飛ばされそうな人(笑)

みんなお腹が空いてきたが、風が強いので休憩できる場所を探しながら下山。

中岳の岩陰まで戻ってカロリー補給。


遭難者風の写真

順調に下山して戻って来た乗越浄土。

登ったから分かる急登。

四つん這いで降りてる方もちらほらいらっしゃいます。

ただ、登った時の感覚より斜度を感じず、慎重に足を進めますが、そんなに恐怖感なく下山。




ロープウェイ駅まで戻って、雪山装備を外して、ロープウェイに乗り込み無事に帰還。

帰りは、明治亭で駒ヶ根名物のソースカツ丼(クロはなぜかラーメン)を食べて解散。


個人的には、木曽駒ケ岳に登ったのは、中学2年生の学校行事の西駒登山以来。

ゆ〜じの地元、伊那市では木曽駒ケ岳の事を西駒ケ岳と呼びます。

ちなみに東駒ケ岳は甲斐駒です。

この強制登山で長野県民は大体、登山が嫌いになります。

10年以上経って改めて登った木曽駒、めちゃくちゃ楽しい。

夏は、伊那市側からロープウェイ使わずに登りたい。

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​2017.08 alps mountain climber@yamap

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