木曽駒ヶ岳(日帰り)
- ゆ〜じ
- 2018年5月6日
- 読了時間: 3分
5月4日の天気は最悪。
残されたGWは後わずか。
てんくらを見てもウルトラC。
そんな状況の夜。
木曽駒ヶ岳を登るために松本ベースに戻り、KJと山について語る夜。いきたい山や今までいった山、一緒にのぼった山を語る。
行くよ。木曽駒ヶ岳‼︎

●木曽駒ヶ岳へ
メンバーはKJとわたし(りょーじ)。
朝4時50分起床。松本ベースを後にした我々は駒ケ岳バスセンターへ。
木曽駒ヶ岳の山頂に一番槍を刺しにいこうニヤニヤする我々。
空は生憎の雨。山頂は雪が降ってるかな。
そんな車内でのひと時を過ごす。
バスセンターにつき、バスを待つと虹が現れる。天気は我々に味方したかとにんまり。しかし、山頂はどでかい雲に囲まれたままだが。

バスに乗ること30分揺られる。
サークル立ち上げの北沢峠から仙丈ケ岳バスへ向かったのを思い出しながら進む。
その後、ロープウェイ場につき待ってるとやはり空から白いものが。。。雪が降っている。
そのままロープウェイに乗ると約7分の天空の旅。日本最高所駅の千畳敷につく。

アイゼンやピッケル、完全冬スタイルへ。

千畳敷を出るとそこにはきれいなカールがまっていた!まっていた?まってないのね。

めちゃくちゃ景色悪いやん。
風速15-20m、気温はたぶん−5度くらい。気温だいぶ良くなったが風速がすごい。
隣を見る。KJ完全やる気モード。俺もだよ。と心で答えいざ歩き出す。

わたしお初の木曽駒ヶ岳。みんなが言う急登を楽しみにしてたが、それよりもアイスバーンしっかりしていて歩きやすい最初。
でも前日の雪のおかげで新雪を歩くとアイゼンがあまり効かないシーンもある。
そんななかてくてく宝剣山荘を目指す。
1つ言いたい。本格的なホワイトアウトやばい。10m先が見えずどこを歩いてるかわからん。とりあえず雪崩にビビりながら坂道をあるく。

初めから約50分で急登を登りきる。
これは地獄です。でも追い抜かれないよう疲れるまで歩く、気持ちを整える、整えては疲れるまでに、そして気持ちを整える、そしてたまにじゃれ合うなどして楽しく登りきることに成功。
この岩ぐらいからきつい

後ろには抜かれない決意

アイゼンが効かないとビビる

そんな中看板を発見するも凍てついて何が書いてるわからん。
とりあえず誰も人がおらんのでALPSと指でなぞり、中岳を目指す。
カメラも凍りつきここからは写真も撮れなくなってくる。。

中岳へは遮るものが一切なく、体が風に揺られながら進む。強い時も小さくなり、ゆるくなると進む。
厳冬期の時は無いであろう、岩がでてきてアイゼンだとかなり歩きづらい。


KJ「雪の道を行こう」私「おう」 道無き道をすすむ。
こまめに地図を見ては修正をかけ、とりあえず中岳につく。身体は暑いが顔が痛い。

その後、特に難所もなく道迷いだけ注意しながら進む。あまり会話もないお互い「凍傷してない?平気?岩歩きづらいな、山頂どこだろ」この3単語のみしか話した記憶はない。。
それでも進み、遂に。
木曽駒ヶ岳登頂ー!

山頂もやはり暴風、天候0。
写真を撮ってハイタッチして宝剣岳を目指す。
KJ「りょーじ」
私「どーした」
....,.,,..................
KJ「俺らいまどこ歩いてるかわかる?」
私「迷ってたんかいー」笑
........................,..
私「たぶん夏道左やから右から巻いて行こう」
kj「おう」
てくてく、
夏道「右にある。。」
..........................
宝剣岳方面
突風「どわーーーん」
KJ&私「...........,,,,,,,,」
耐風姿勢や!
...........................
目の前「もくもくもくもくもく、かかってこいや」
KJ&私「諦めよう」
死を感じた我々は下山チョイス。
悔しい。。
下山の方が圧倒的に怖かった。
最初急すぎてピッケルさして下る

一休みしてるとそんなことせずたった姿勢で下山する先輩が。
唖然。

この傾斜を立っていくの怖かったが挑戦。
びびってると
KJ「おれもう歩いていけるように慣れたわ」
うそやろ

ゆっくり歩く

下界は晴れてるのが不思議な一日

そんなこんなあった木曽駒ヶ岳でしたが、12時35分には下山。
こんな天候条件悪い中、来てくれた相棒のおかげで貴重な体験ができた良い一日でした。
最後はソースカツ丼食べておわり。

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