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標高第2位の山 北岳へ

  • 執筆者の写真: ゆ〜じ
    ゆ〜じ
  • 2018年8月13日
  • 読了時間: 6分

日時:7月14日〜15日(13日夜初にて、芦安駐車場にて車中泊)

山域:南アルプス 北岳(3,193m)

メンバー:ヨッシー隊長、マイカ、カリエ、マナミ、ユキナ、ユージ

行程:

7/14  広河原(7:20)→白根御池小屋(10:10)→大樺沢二俣→左俣ルート→北岳山荘15:45)

7/15 北岳山荘(4:35)→北岳山頂(5:45)→肩ノ小屋(7:00)→白根御池小屋(9:30)→広河原(11:40)

1日目 CT 8:25   2日目 CT 7:05

危険箇所:

大樺沢二俣から左俣コースへ向かう際に僅かに雪渓有り。

北岳巻道から北岳山荘へのルートは木道で、好天時は問題無いが、雨天は滑りやすいので注意が必要。

山について:

富士山に次ぐ日本第二の高峰であり、火山でない山としては日本で最も高い。日本百名山、新・花の百名山及び山梨百名山に選定されており、同じく日本百名山の一峰の間ノ岳、日本二百名山の農鳥岳とともに白峰三山を構成する。「南アルプスの盟主」とも呼ばれる。野呂川 (早川の支流) の源流の山であり、山体は他の県と接しておらず山梨県内に含まれる。全山古生層の堆積岩から成る。山体の東側斜面は北岳バットレスと呼ばれる岩壁があり、登攀対象ともなっている。

#wikipedia参照

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更新が遅くなりましたが、エールピース怒涛の7月3連休企画の投稿です。

7月14日〜16日の3連休、

エールピース関東支部では

・北アルプル 五竜−鹿島槍−爺ヶ岳 2泊3日縦走

・北岳 1泊2日

・OMM LITE 1泊2日

と濃い企画が目白押しでした。

どれも行きたかったのですが、自分はヨッシー隊長企画の北岳へ同行することに。

7月13日

仕事終わりに、ユージ車、ヨッシー車(レンタカー)の2台で都内から、山梨へ向かう。

途中の談合坂SAにて群馬組のマイカと合流してスタート地点となる芦安へ

7月14日

1:00頃に芦安駐車場に到着するが、既に第1〜第4駐車場まで満車。

辛うじて空きのある第5駐車場へ車を停めて仮眠をとり4時に乗り合いタクシー待ちの列に並ぶが、既に受付終了ということで、バスの列に移る。

バスは臨時便がどんどん出ており、それほど待たずに乗車出来て、芦安から広河原へ出発。

バス車内では爆睡していたので、時間を把握していなかったが、ヨッシー隊長いわく普段40分程度の芦安ー広河原間を1時間40分程要していたらしい。

広河原のインフォメーションセンターにて、山道の状況を把握していざ、入山。

今回(7月14日〜15日)の時点では、

・大樺沢ルート 通行止め(2週間後に通行止め解除)

・大樺沢二俣分岐 仮設トイレ未設置

・大樺沢二俣分岐 雪渓渡り有り

・左俣コース 通行できるが、落石注意

がありました。

入山後、まずは白根御池小屋を目指す。

例年、広河原からは白根御池小屋分岐から白根御池小屋を目指ルートと、大樺沢ルートと2ルートありますが、大樺沢ルートが大雨の影響で通行止めの為、全員が白根御池小屋ルートを使用しており白根御池小屋まで終始渋滞💦


それでもなんとか標準タイムに近い状態で白根御池小屋に到着。


ソフトクリームを食べるなど炎天下の中、バテないように各自休息を行い、大樺沢二俣を目指す。

ほとんどの登山客が草すべりルートを選んでいた為、大樺沢二俣方面が前後に数名の登山者がいる位で快適に進めました。

大樺沢二俣地点にて雪渓越え。


大きな雪渓ではないですが、ここで後ろにいた5名ほどのチームは、雪渓越えを諦めて白根御池小屋へ引き返して行きました。

我々は、雪渓を想定していたので、まず隊長がアイゼンを使って下見を行い、隊長と自分でストックを使用してメンバーを通過させました。



左俣ルートは人も少なく、雪渓の隣を歩いて行くので涼しく快適。

ただ、比較的ゆるい斜面を登って行くので、雪渓が終わる辺りから急登が始まる。



急登手前にて、隊長が右手側に見える北岳の岩壁“バットレス”を眺めて、目をキラキラさせてしきりに『バットレス、やべぇなぁ〜」「カッコいいなぁ〜」と登りたいオーラ全開に。


急登に差し掛かり、休憩中、

コースタイムと照らし合わせて体力的に辛そうなメンバーに対して隊長が、

「天候的にもここからペースアップが必要です。○○さん、ここは辛いかもしれませんが一踏ん張り頑張りましょう!荷物は…自分が持ちます!ダブルザックで行きます‼︎」と宣言。


出ました!ヨッシー隊長の十八番”ダブルザック”

ザック2個分の重量を背負った隊長は心無しか嬉しそう。

そこから急登を超えると次は、八本歯のコルまで梯子地獄。

ひたすら高度を上げるために梯子を登ります。



ここで何人かの登山者とすれ違いますが、先頭を行く隊長が挨拶をすると皆、隊長を二度見。

背中にザック2個背負っている人が余程珍しかったんでしょうか(笑


そんな奇異の目を物ともしないヨッシー隊は八本歯のコルから北岳山荘へ


実は、今回の北岳企画、隊長が「アルプス初級編」と銘打っていましたが、山行途中で隊長がボソッと「北岳は初心者向けじゃないかな」と人間味あふれる発言をしていまいた。


  1. そんな事と知らずに参加した女子4人。

不調の一名と一緒に自分は後方から歩みを進めます。

隊長の後ろの女子3人は、黙々と歩いていますが、初級と聞かされて騙されたと後悔しているのではないかと心配する最年長のおじさん…

しばらく歩き、北岳山荘を目視で確認。


テント場を見る限り結構、いっぱい。

北岳山頂からのルートから団体客(テント泊らしき)も降りてくるので、隊長に自分と後方の女子を残して、先に前の女子3人とペースを上げて山荘へ行きテン場の確保を依頼する。

と…女子3人走り出す。

どんだけ元気が余ってたのかと思うおじさん1名。

走り出した女子3人を追いかけるザック2個背負った隊長。

後に隊長が「あの女の子たち、(スタミナ)バケモノですよ」と漏らしたのは、ナイショの話。

北岳山荘到着後、一人受付に並んでくれた隊長を待つこと40分。

テントサイトにて爆睡の後、スペースに限りがあるので、隊長と自分共に2人用テントを担いで来ましたが、1張に2人で寝ることに。

夕食は小屋泊の女性陣は小屋での夕食。

テント泊男性陣は標高2900mの景色を眺めながらフリーズドライのカレーとラーメン諸々で腹ごしらえをして就寝。



7月15日

3時過ぎに起床。

テントを畳んで、荷物をまとめて小屋泊女性陣と合流して4時半過ぎに小屋を出発。


混み合った山道にて、譲り合いながら北岳山頂に5:50頃に到着。


文句ない好天で北アルプスから、中央アルプス、富士山、八ヶ岳、甲斐駒、仙丈と360度見渡せました。

北岳に何度も登っている隊長もこんなに良い天気は初めてだと喜んでいる。

記念撮影を済ませて肩ノ小屋へ降りる。

肩ノ小屋で朝食を摂り、下山へ

小屋を後にしてすぐ、雷鳥の親子を発見。


その後、草すべりを下山するが、下山中に思ったことは、

「草すべり、下山で良かった」という安堵の思い。

登ってこられる皆さん、本当に大変そう💦

草すべりを下って白根御池小屋にてソフトクリーム休憩をとり、広河原へ

広河原では乗り合いタクシーがすぐに出てくれたので、そのまま芦安へ戻り温泉へ

癒されて双葉SAにて昼食後に解散。

次に北岳に来るときは、白峰三山縦走と心に決めた、ゆ〜じでした。

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​2017.08 alps mountain climber@yamap

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