石鎚山、雨の鎖場

とうとう、

ついに、

ようやく、

九州以外の山を登りました。

九州支部の翔太(ショタ)です。

今回は

四国山地

標高1,982m

西日本最高峰

石鎚山

メンバーは

九州支部 りょうじ、あんな、しょた

関西支部 ゆりねえ、はな

九州支部の始まりは8月31日 22時

ここから石鎚登山ロープウェイまで

470キロ

6時間の行程

福岡県から山口県、広島県、

そして愛媛県へと移動します。

あんなは山口県まで 22時から0時

りょうじは四国まで 0時から2時

しょたが登山口まで 2時から、、、、

そんな感じでつなぐ大移動

8月31日から9月2日剣山までを、さあ、振り返ってみましょう

8月31日 22時

あんなの運転で

まずは九州から山口県へ

明日の天気は曇り

少しの不安を胸にただひたすらに車を走らせる。

りょうじとあんなはアルプスの話で盛り上がる(ショタはアルプス経験0なので話が半分くらいしかわからず、微睡む(p_-))

9月1日0時

りょうじの運転で

四国を目指す。

山口県から広島県あたりは、雨で視界が狭まり、ソワソワしながら四国を目指す( ´∀｀)

(事故りたくない、明日雨じゃないよね？)

そんな2人をよそに

あんなは役目を果たし

夢の国へ旅立った(_ _).｡o○

しまなみ海道は真っ暗で

海はみれず笑

2時

しょたに運転を変わり

登山口ロープウェイを目指す

高速道路だけでなく

ここからは山道の運転

そして8月31日は普通に仕事で

現在、19時間の活動中

ちょっとした眠気もありながら、慎重に運転。

あと、あと少しでロープウェイ、、、

そんな期待も儚く、

ロープウェイ数キロ手前で足止めをくらう_:(´ཀ`」 ∠):

「夜間工事につき5時半まで通行不可」

仕方なく近くの路肩に駐車して仮眠を取る

4時44分

暑くて起きた。

暑い、

いや、

なにこの寝汗、

えっ車の窓が結露して真っ白やん( ソトミエナイ´∀｀)

窓開けたいけど、寒すぎてもすぐ締めないといけないし、

ってか虫入るから無理か、、、なんて考えてる間も

りょうじ「(( _ _ ))..zzzZZ」

あんな「(( _ _ ))..zzzZZ」

しょた「（＾ν＾）なんでこの2人は普通に寝てるの？暑くないのかな？あんなは寝袋まで使って暑くない？さむい？俺の身体がおかしい？」

汗がダラダラと、首筋を伝う

そんな気持ち悪い感触を我慢しつつ運転席で時が過ぎるのを待つ。

5時10分

寝れないショタは

ずっと外の様子（窓真っ白で何も見えないけど）

工事が終わったであろう雰囲気を感じとり、作業員さんが近くを通るのを車内でまつ。

「通っていいよ」

作業員さんからの一言を確認し、

窓全開

空調オン

早く寝たいから無言でロープウェイを目指す

寝ぼけた2人の

「あつい」という不快そうな言葉に、

「うん、俺も同じこと思ったよ」。

「30分くらい前なんだけどね」

そんな事を思いつつ

「俺も早く仮眠とりたい」

その一心で車を1人走らせる。

5時50分

ロープウェイの駐車場へ到着

エンジンを切り

窓

いや、

ドアを開けて

足を放り出し

仮眠をとる

7時

仮眠から目覚め朝ごはんをとる。

そして周辺を散策

登山準備に入る

7時40分

雨のため8時30分まで様子見

「朝ごはん食べて落ち着いたのでさらに仮眠(-_-)zzz」

8時00分

9時まで様子見に変更となっていた

しょた「(-_-)zzz」

9時00分

九州支部、関西支部初対面

登るかどうか協議

10時のロープウェイでとりあえず上がると決定

しょた主観ではあるが

ゆりねぇ＝りょうじ>しょた>はな>あんなの順に

雨の登山に対するモチベーションには差があったと思う笑

10時00分

思いは各々あるものの

とりあえずロープウェイへ。

ロープウェイには10人くらいが乗り込んでいて、みんな登るのか？と疑問を持ちつつ上を目指す

ロープウェイを降りてからは

はなが持参したゴープロで写真を撮る。

専用の自撮り棒みないなものまで持っていたので写真を撮るのがすごく楽。

はな「ぼうあるゴープロあるで」

他「？」

関西弁を聴き慣れていないのか、すぐにピンと来ていないメンバー達

「言いたいことはわかるけど、絶対それじゃ伝わらないと思いつつも、面白いキャラがいるなーと普通に笑ってました笑」

「棒あるゴープロ」・・・写真とる場面での合言葉

それから歩きだし20分程

まずは石鎚神社にたどり着く

10時30分頃

ここからが登山

ここからは自分達だけ

ここまでで、その他の人は終わり

ロープウェイに同乗した大半は、

この石鎚神社が目的だったようで

みんなで写真を撮ってまずは鎖場を目指す

今回は雨なので写真は少なめ笑

誰も写真撮らない

ただひたすら歩く

試しの鎖までは歩きやすい登山道と

降りで滑りそうな階段が続きます

誰も写真は撮りません

だって雨だから・・・

ザーザーと、

そしてだんだん

ブワァーっと吹く風も参入してきて、

もう、黙々と歩くしかない

「この階段、帰り絶対滑るやつや～ん(雨降るとか最悪やーーー)」

って、そのくらいしか言うことなくて、だいたい帰りの心配事しか喋らない

だれーも、、、

喋らない、、、

そんな中たどり着いた鎖場

試しの鎖

石鎚山の鎖は、

チェーンとか他の山で見るような鎖とは大きさが違って

バスとか電車のつり革みたいな

輪っか

それを握るもよし

足を入れるもよし

チェーンとしても、ハシゴとしても使えるような感じ

ここから(鎖場)初体験のハナは

初々しく登ります

メンバーから

「ゆっくりでいいからね」

「頑張って」

そんな声をかけてもらってみんなでクリア！！

雨は止んだけど、風！

ここらからは休憩を挟みつつ

次の鎖を目指す。

途中からは晴れ間もあってテンションも上がる

そしてメインの鎖場

ここからは雨なら迂回ルートを行く予定でしたが、天気も回復して来たので

もちろん鎖場を制覇します。

しょた「俺、最後からゆっくり登ろうかなー」

そんな気分で決めた順番

まさか、、、

あんな事になるなんて、、、

登りの順番は

1.リョージ(待たない先頭)

2.ユリねー(女版リョージ)

・・・

・・・

3.アンナ(カメラを置いてきた役立たず)

・・・

・・・

4.ハナ(いろいろあった女)

5.ショタ(ハナの御守)

こんな順番で、

そしてこんなスピード感で

登っていきます

(アンナだけソロ登山者)

はっきり言って今回の鎖場、

このブログを書いているショタ

リョージとユリねぇがどんな風に登ってたのか全然覚えてない笑

だって、

鎖場の途中で、ハナが泣きそうなくらいテンションが下がってしまい、

(いや、声を聞く限り泣いていた、ベソかいてたと思う)

ハナ「もう無理」

「こんな初心者が登ったらあかんのやと思うねんな」

って、

鎖場の途中、

2人っきりの時に言われて、

いや、

登れるの？と

パニクる→ショタ

いや

みんな待ってるし連れて行かな、と

励ます→ショタ

なんとか頑張る→ハナ

何処に足をかけたらいいか分からず足が迷子になる→ハナ

頑張ってアドバイスする→ショタ

暇なとき、ふと後ろを振り返る→ショタ

高さにビビる→ショタ

高いの平気な→ハナ

でも登るのしんどい→ハナ

もう半分きた！

あともうちょっと！と声をかける→ショタ

次はどう褒めたらいいのか必死に考える→ショタ

こんな感じてゆっくりと、でも確実に登ります笑

普段人を褒めたりしないので

女の子はなんて言うとモチベーションが上がるのか、そんな事ばかりが頭を巡る

1から2

2から3へと鎖場を超えるにつれて

鎖場初心者ハナも成長します。

ただ、鎖場でずっと２人なのは変わらない笑

頑張る→ハナ

応援する→ショタ

彼氏にプロポーズされて近々結婚するらしい→ハナ

こんな鎖場のど真ん中で

そんな重要な情報ぶっこまないでと焦る→ショタ

プロポーズされて間も無く、

彼氏に黙って山登りに行き、

事故にあう。。。

ここで落ちたらドラマみたい

→ハナ

そんな死亡フラグたてるなと突っ込む→ショタ

番組とかであるやつ、

とか具体的な話をする→ハナ

主人公になれるけど不幸なやつやと説得する→ショタ

次の鎖場へ向かう

雨がパラつく

ありがとうと感謝しだす→ハナ

いきなりどうした？と焦る→ショタ

感謝しかないと言いつつ

どれに足をかけたらいいか分からず足が迷子になる→ハナ

大丈夫かな？と思いつつ

登りをアドバイスする→ショタ

雨で滑る鎖

なかなか進まない→ハナ

待つ→ショタ

謝る→ハナ

雨で濡れた鎖が冷たくて鎖が握れない→ショタ

口をひらけばありがとうと言う→ハナ

泣いたり、落ち込んだり、感謝したり大変だなと、

登る以上にいろいろ疲れている→ショタ

悟りを開いて全てに感謝しだす→ハナ

高さにビビる→ショタ

気がつけば石鎚山の山頂で

先をみれば

リョージとユリねぇは天狗まであと一歩

それを必死に追いかけ

みんなで記念撮影

小屋で一息ついて

疲れてるハナのザックはリョージが背負って下山

鎖場はこんなに時間かかったのに

迂回したらあっという間

ハナの結婚話から

結婚式ちゃんとする派？

誓いのキスはちゃんとする派？

「誓いのキスをちゃんとするとか、人前やろ？恥ずかしい！」

って乙女感出しちゃうリョージ笑

「ザックないから下山は楽」

そんな軽口たたくハナ

「そろそろ返すわ」

とリョージの一言に

テンションが鎖場に戻るハナ

走りだすみんな

残されたハナ、ショタ

まぁいろいろあったけど、無事に下山し

剣山付近のキャンプ場を目指す

ここから140キロ、

3時間の道のりに絶望したのは

ひみつ笑

17時20分

とりあえず焼肉、ということになり肉を求めて移動

18時頃

焼肉を食べる

ご飯は大盛り以上があるのにびっくりした笑

19時

温泉へ

20時

ここから剣山に向けて再スタート

23時

貸切状態のテントサイトにテントを張り

みんなで宴会

9月2日 1時

消灯、、、のはずが

点滅モードになってパーティータイム

ともならず

気をとりなおし消灯。

剣山へ続く、、、

#九州支部