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❶立山+剱岳縦走(1泊2日)

  • 執筆者の写真: ゆ〜じ
    ゆ〜じ
  • 2018年10月5日
  • 読了時間: 5分

雨が降りしきる中、室堂を出る。

雨で寒くても晴れることを信じるメンバー。

雄山山頂直下、雨は止み、風が強く吹く。

周りのガス、立山三山を囲う雲が流れる。

「晴れたー」

今まで見えなかった景色が広がる。

これだから山はやめられない。

みんな心からにこにこしながら富士ノ折立方面を目指したのを覚えてる。


●山について 

立山はなんと言ったら良いだろう。 鋭く際立った岩峰でもなく、男らしい稜線が左右に連なるわけではない。 しかし、雷鳥沢からみる立山の美しさはなんとも言えない。雄山、富士ノ折立、大汝山の三山で構成されているが、スケールや迫力が、ずっと見ていても飽きない堂々した山容を醸しだしている。

●コース概要 扇沢起点室堂立山剱岳周回1泊2日 標準CT:Day1. 5h/Day2 .9h 扇沢起点ですが、臨時便が出るわけではなく、時間通りの発着が基本でした。黒部ダムの観光をしながら行けるコースで4つのトローリーバスやロープウェイを乗り継ぎますが、1つずつは15分以内に着き、時間通りに室堂にいけるかと思います。 特に帰りは立山戻りが9割ぐらいで渋滞がないのが扇沢駅の利点。乗り継ぎが多いが、あまり時間的には変わらないと思います。 ●山行について ❶Day1 :立山三山 今回のチームは5人編成。 何度も山に登った頼れる山友が集まった。 コースは1泊2日立山剱岳周回。 みんなで行けることを楽しみに仕事を頑張った。 時刻は9月22日深夜0時。 人がごった返す渋谷に東京組は集まった。 扇沢までは胸の高鳴りを感じながら運転をした。北アに近づくことがみんな嬉しいなと思いながら体力温存するために女の子は寝て、ゆーじと2人で運転したのを覚えてる。 扇沢に着くと絶賛の雨。 最近の北アは本当ご機嫌が斜めだなと思いながら始発が出る6時30分迄仮眠を取った。 時刻は6時。 みんな準備を済ませ、立山アルペンルートに乗り込むかと話をするも、女版鈴木さんの相棒ことさおりがおらん。 みんな先に言ってと電話してみると、案の定寝てた。。笑 やばいやばいと言いながら走って眠たい顔で再会したのを覚えてる。 そんな剱岳チームは往復約1万くらいのアルペンルート代を支払い、わくわくしてこれからいく山へ向かう、、 


まずはトロリーバス。 もちろん座席は後部5人掛け。 修学旅行で騒ぐ1番後ろを死守するも眠たいから静か気味。 ルートとか天候不良の話、剱岳雨天時の判断などを話す。 


そんなことをしていると、すぐに黒部ダムへ。わくわくしながら外に出ると絶賛の雨。 でも雨でもみんな気持ちが折れてないこと、そして晴れると信じてることが感じ取れ、よりメンバーが好きになったんだよね。 


そして次に乗るのは黒部ケーブルカー。 トンネルの中を進むと出てきます。 これも10分程度と刻み方がえぐく、全然寝れないねって話をした気がする。 


フォントが可愛いケーブルカーですが、これは相当詰め詰めでした。 まだまだ続く室堂へのアプローチ。最早登山以上に気を使う次なる乗り物は立山ロープウェイ。景色が綺麗であろうロープウェイですが、最早眠くて記憶がございません。 そして最終立山トンネルトローリーバス。 こちらも記憶には無いぐらい雨が弱まってることを祈った次第です。 そして遂に室堂駅に着く。 


外を見ると生憎すぎるほど雨。 よし!レインウェアに着替えよう。と言った後に事件が起きる。 「なんか臭くない? なんかりょーじめちゃくちゃ臭いんだけど 近づかないで マジだから マジで」 みんなから誹謗中傷を浴びせられる。 「いやいや、俺ウェア洗ってないし、雨で洗い流すスタイルだから」 「いや本当くさい。無理だから。」 本行程で1番メンタルをやられました。あんなみんな優しかったのに。。雨なのかわからないが目尻に雫。 


そして雨が弱まるであろう9時まで待機してついに歩き始めた。 本日は立山三山を歩き、劔沢小屋にベースを。そして私は降り注ぐ雨で必死にウェアを洗う。 まずは雄山を目指すが、整備された登山路でスムーズに進むもガスと雨により何も楽しめない。そして寒さが体に染みる。 振り返ってもみんなつらいかなと思ってみると 


にこにこしてた笑、みんな最高かよ。 そんでひたすら歩く。 体が冷え切った頃、一の越山荘につく。 


大抵、山小屋ではTシャツやバンダナ、バッジを買うが、ここで不思議なアイテムを発見する。 そう、「剱岳トランプ」‼︎これが後にあんなに楽しめるとは思わなかったな。 そして、 立山三山の一角雄山へ向かっていると・・ 風が強く吹く 


目の前にあったガスが流れて行く 


今まで目の前が真っ白だった世界に山々が顔出す 


振り向くとみんなに笑顔が 


透き通るような青い空と立山山域以外は雲海に包まれている。 


雨の中歩く覚悟を持っていたが、まさかの好天。これだから山はやめれません。 嬉しくてたまらなかった。 その後、のんびり写真を撮りながら歩いてると雄山に到着。 


女の子達ははしゃぐ 


男達はいちゃつく 


そして神秘的な景色を見る 


そして、 レインウェアを片し、大汝山へ歩き出す。 目の前には素敵すぎる縦走路が広がる。 


振り返るとこの時期に観れる紅葉が少しづつ赤らんでいた 


その後、みんなで天気の良い空の下、楽しく歩く だってこの景色だから 


見渡すかぎりの青空と紅葉 


さてここで戦略変更。 このままいくとテント場が埋まる可能性ありと判断し、テント場確保隊として、私とゆーじがわ駆ける作戦に。 ゆったりからの攻め。最高でした。 2人でスピードを楽しみながら絶景を愉しむ。 


別山から見る剱岳が1番最高だとと思いました。でもこれみて写真撮って速攻で駆け下りたな笑 


その後、テント場確保するも意外と空いてた笑 肩透かし感を感じつつ、チーム後方隊を待ってたな。 


そんでみんな無事劔沢キャンプ場に着! 


夜のテント場では 


剱岳トランプでひたすら山縛りをして楽しんだのであった。 


••••••••• 雪山縛り! 雪山カードないよ ••••••••• 岩稜線縛り! あーる! 笑笑 笑いが絶えないメンバーで忘れない1日になりました。 明日は剱岳へ! 

以上


 
 
 

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​2017.08 alps mountain climber@yamap

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