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❸裏銀座+大キレット(4泊5日)

  • 執筆者の写真: ゆ〜じ
    ゆ〜じ
  • 2018年8月13日
  • 読了時間: 4分

❸裏銀座+大キレット(4泊5日) 2018年8月13日。 テント出ると目の前は雨が降っていた。 寒くて寒くていくら歩いても震えた。途中から寒さも感じなくなる。 会話も徐々に減り、体力がなくなっていくのがわかった。 意識もなく、ひたすらあるくことだけ考えてた。


◻︎計画 ❶Day1 烏帽子岳 ❷Day2 野口五郎岳、水晶岳、鷲羽岳 ❸Day3 黒部五郎岳、三俣蓮華岳、双六岳★ ❹Day4 槍ヶ岳、大喰岳、中岳、南岳 ❺Day5 大キレット、北穂高岳、上高地 total70㌔累積標高上り下り12000m


◻︎Day3 黒部五郎岳、三俣蓮華岳、双六岳 この日は天候不良。 北アルプスもご機嫌斜め。 テントの撤収にかかるも雨で重量がかさみ、初日よりも重くないかと笑って話したのを覚えてる。 作戦も変更した。本来はすべての装備を持って黒部五郎岳を登ってから双六岳へ行こうとしたが、ct8時間はある為、アタックザック装備で高速で落とすプランへの変更が余儀なくされた。 さー歩き始めますか


黒部五郎岳はまずは暗闇の中ヘッデンの明かりを頼りにあるく。 途中に雪渓があったりするも、無視。 ひたすら小さなアップダウンが続く。 レインウェアは昨日のテントのように雨に耐えてくれている。 視界がわるく、また足元の滑る。 今まで雨登山経験が活きる。 小高すぎる丘を登っては下り、黒部五郎岳を捉える。 いや捉えれてはない。2900m病。


黒部五郎小屋まではつくとここからはより緩やかルートへ。美しく有名な黒部カールをいき、最後は等高線半端ない急登までお散歩気分か そしてついに我らがコカコーラ。 行動食あざす。


一瞬雨はやみ、周りの新緑に癒されたのを覚えてる。


そして気合を含め、黒部バンダナを巻き、気合いを!そしてkjよ。写真の時目つぶりすぎ問題が爆誕。


岩の上あるく縛りを楽しみつつ、麗しの黒部カールへ。 うん。。素敵なのかな。笑


そしてこの先にある等高線がはち切れるぐらい近いと思われる山頂直下コースをのぞむ。 が、なんも見えんかったな


山頂への登りは思った以上にがれており、体力も奪われる。そして寒くて寒くて震えます。風も上に行くたびに強くなる。


やっとの思いで 20180813黒部五郎岳登頂 例のごとくタバコをふかし、直ぐに後をする。毎日毎日工程を詰めすぎて2人でテンション上がってたな


高速で戻ろうとするも小高すぎる丘、 登りごたえありすぎるだろという黒部五郎岳から三俣の帰り道。


そして雨でボロボロの中、三俣山荘でラーメンとライス、そしてカレーライスを食べ、大雨の中テント撤収。


我々はふざけておりますが、本当に体温やばかったな


そこからはひたすら低体にならないよう歩き続ける。止まったら終わる。 止まる選択肢は2人にはなかった。無謀とか経験ないのやるなよと言われてもこの経験はプラスになるなとか今までの集大成登山かよと笑いながら励ましあったな。 そして中間ポイントの三俣蓮華岳登頂。


さてこの分岐をしっかり見とけばよかった事案


三俣蓮華岳は登って下ったが、まさか双六への縦走路は山頂から繋がってることが発覚。 地図を何度も見るもそうだった。 笑いしか出なかったな。 二度目の登頂三俣蓮華岳。 お前のことは忘れない。


その後、例のごとく雨で風、気温で体力が削られる。 後半はほとんど喋らなかったかもな。 ひたすら歩いた先には双六岳待ってくれてた


雷鳥がおるも見慣れており、横目でスル-


16時頃。行動時間12時間。 体温低下甚だしく限界の中、雨が止みついに終着の双六岳小屋につく。 テント村半端なかったな。


ご飯、ご飯、ごはーん。 と私はカルビ丼、kjは去年と同じ、餡掛けラーメンを食べ体を温める。


とりあえず双六をもって記念撮影。


そして疲れた体にはやはり酒。 kjは貴族のようにルネッサンスしてた。


そんなこんなありましたが、豪雨の登山をやり遂げた我々は鈴木テントでのみに飲む。 雨の中の山行。 俺とお前の2人やから楽しめたかもな。


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​2017.08 alps mountain climber@yamap

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