top of page

裏銀座+大キレ縦走①

  • 執筆者の写真: ゆ〜じ
    ゆ〜じ
  • 2018年8月11日
  • 読了時間: 3分

2018年8月11日。 この縦走は二度と忘れることはないと思う。 裏銀座完全縦走。 山やってる人なら憧れる縦走路はいくつもある。その中で2人の夏休みをつなげた道。


◻︎計画❶Day1 烏帽子岳★❷Day2 野口五郎岳、水晶岳、鷲羽岳❸Day3 黒部五郎岳、三俣蓮華岳、双六岳❹Day4 槍ヶ岳、大喰岳、中岳、南岳❺Day5 大キレット、北穂高岳、上高地total70㌔累積標高上り下り12000m


◻︎Day1 烏帽子岳 裏銀座の起点は高瀬ダム。 マイカー規制があるため、七倉まで車で向かい、そこからはタクシーまたは歩いて登山口へ向かう必要がある。 確か乗合で2200円くらい。 勿論我々はタクシー待ちしてる人に声かけ、4人乗合で行く。


※恐らく60台くらい止めれると思います。 高瀬ダムへは約20分程度。 高瀬ダムは石灰か何かが溶けてコバルトブルーに輝くダム湖。 裏銀座縦走をした先人もみんな高瀬ダムのコバルトブルーに癒され、その先の混じりっけのない只々急登に臨んだに違いない。


まずはダム湖を横目に長い真っ暗なトンネルを歩き、裏銀座登山口にに向かう。


これより烏帽子岳へ目指すが、ここは日本三大急登のブナ立尾根と真っ向勝負が始まる。 ※日本三大急登:ブナ立尾根、黒戸尾根、 まずはお手製感たっぷりの鉄階段地獄。


景色の変わらないひたすら樹林帯攻め


モチベーションは標高100m毎にある数字


景色も全く見えないので、この数字見えたら休憩をひたすら繰り返し、 あまりの辛さにこの表情


たぬき岩がどこから見てもたぬきに見えず


GPSの地図が進まない。 昔歩いた前穂高重太郎新道なみに体力が削られる。そして風も吹かず、2人とも体の水分は汗としてほとんど出し尽くす。 約3時間経った頃だろう。 森林限界を超え、目の前は一変する。 台風により、天候は荒れていたが真っ青な空が広がる。


北アルプスの最深部である裏銀座の山々を捉えた。


まずは思い荷物をテント場に置き、手ぶらで烏帽子岳ピークへ。 まずは目の前にある2つの丘を超える。


丘を超えるとついに烏帽子岳を捉える。 烏帽子岳は烏帽子に似ているということで名付けられているがその名の通り、空に向かい岩峰がそそり立ってる。


しかし近づくと少しかっこ悪いなと話もしたもんだ


その後、山の頂きまで登り周りを見渡す。 北アルプスが全方位が見えた、


登り始めは雲に覆われていたが、登ってみると本当天気って変わる。


歩き始めの高瀬ダムは遠くにあった。


明日行く野口五郎岳へ稜線を眺め、一服した。


今思うと初日の烏帽子岳は縦走が終わる時にはずいぶん前のことに思った。 裏銀座起点第1ピーク烏帽子岳20180811登頂


お互い時間を忘れ、ひたすら岩の上で山を見たり、転がってのんびりしたのを覚えてる。


YAMAPの企画、「あたらしい山をつくろう」 もしっかり掲げて来ました。


自分にとってあたらしい山とは 今まで他人だった人も一緒に山登ったりして同じ景色や経験を経て友になれる。 1人で見る山も素敵だが、誰かと一緒に登って見る山はまた違う景色が見えると思います。 その後、テント場に戻ろうとすると荷揚げヘリの一部始終を観覧。 アルプス山行は山小屋が重要なベースになり、貴重な食料や補給物資を届けてくれるヘリにただ感謝するのみですね。


そしてあたらしい発見が、裏銀座はコカコーラでなく、ペプシ推しです。 反ペプシ派の我々も疲れた体には忘れることない旨さでした。


その後、テント場へ。 東海支部のメンバーとも会い、酒を飲み交わす。


今回の行程では圧倒的なカロリー消費し、バテやすい体になることが一番の問題。 昼は山小屋で高カロリーを食べ、夜は白ご飯500gを泣きながら食べる生活。 これが一番辛かった。 特に初日はカレーやったが、2個じゃ圧倒的にルーが足りません。 この容量なら最低4つは必要かな。


そして夜は素敵な夜空を見て初日が終わりました。



Comments


​2017.08 alps mountain climber@yamap

bottom of page