西穂高岳ピストン!
- ゆ〜じ
- 2018年3月22日
- 読了時間: 5分
メンバー ・鬼のふくらはぎを持つ男 だいし ・音楽を愛し、冒険心と向上心でできた男 ぐっち ・登山の前日はカレー派 よっしー 行程 3月17日 ・新穂高ロープウェイ→西穂山荘→丸山→西穂独標→西穂高岳山頂 ALPS東海近畿のだいし&ぐっちとALPS関東のよっしーで西穂高岳へ! 紆余曲折を経ての登頂のため余談だらけのブログですが、気長に読んでね。 そもそもこの山行は土曜日の朝、新穂高ロープウェイに集合して三人一緒に西穂独標を目標に登る予定であった。 しかしながらよっしーは金曜日の山行が中止になったため暴走。 西穂山荘で朝陽が見たいなどと抜かし、二人を差し置いて一人前泊すると言い始めた。 よっしー 先に西穂山荘泊まってていい? だいし&ぐっち いいよー 二つ返事で快諾してくれた二人。 さらに調子に乗るよっしーはこの時心の中で 西穂山荘泊まれば早朝の雪が締まってる時に西穂高岳にアタックできる… などと考えているのであった。 ちなみにこのことを二人はまだ知らない。 そんなこんなで一人西穂山荘へ。 夕方まではガスガスだったが、夕陽は最高

明日も晴れそう! 東海近畿勢も終電で合流し、新穂高ロープウェイへ向かうとのこと。 一人楽してごめんよ。 そして翌朝。 よっしーは4時に起床し準備。 他の登山客は意外と起きない。 一人黙々と準備をして5時に出発。 西穂独標での日の出を目指す。


朝陽に照らされる西穂の山々


雲海綺麗! 景色に感動しつつ前日の作戦を実行に移す。 単独での西穂高岳アタックである。 ちなみにこの時の計画としては 西穂高岳アタック→西穂山荘まで戻り二人と合流→西穂独標へ といった感じ。 午後は雪が緩んで危ないと予想していたのです。 そんなわけでスタート。 まずはピラミッドピークを目指す。

わかりづらいし写真全然ないけどそれなりにきついアップダウンが続く。

ピラミッドピークに到着。 トレースは先行の1名がつけてくれたもののみ。 雪に隠れた浮き石怖い。 落ち葉に隠れた浮き石と同じくらい怖い。 あとでかい岩踏むとめっちゃすべる。 そんなこんなでびびりつつ進む進む。


でも稜線歩きは楽しい

そして遂に山頂を捉える

ここは上り下り四つん這い。 阿弥陀の雪壁が懐かしい。 そして

西穂高岳登頂!

穂高連邦 絶景でした。 ここで今更ながら二人に連絡。 よっしー ごめん!条件揃ってたので西穂高岳アタックしてしまいました。 だいし&ぐっち おめでとう!気をつけて! なんて優しい二人なんだ。 ちなみに後に二人はこう語る。 だいし&ぐっち きっと山荘で周りの人が起き出して我慢できなくなっちゃったんだろうなと思ってたよ(^^) よっしー ごめん、誰も起きてなかった。 だいし&ぐっち 確信犯じゃん! この場を借りて再度謝罪します。ごめんなさい。 この二人の寛大さに触れ、愛知に足を向けて寝るのはやめようと心に誓ったのであった。 そして次なる目標は西穂山荘である。 二人が登ってくる前に合流して再度三人で西穂独標を目指さねば!

雪庇怖い。 トレースも少ないのでおっかなびっくりで下りる。

ピラミッドピークを越え独標到着。 二人もロープウェイを待ってるとのこと。 いっそげー

そんなこんなで無事に丸山に到着。 すると遠くからハイスピードで登ってくる二人組を発見。 こうして無事に合流を果たした。 よっしー わがまま言ってごめんよ! だいし&ぐっち オッケー!よし!時間無いから飛ばして行こう! ん?西穂独標は遠くないはず。 よっしー あれ?ひとまず独標までだよね? だいし いや!西穂山頂行こう! いかれてやがるぜ。 いや、私が火をつけました。ごめんなさい。 でも昼くらいから雪は緩むかもしれない。 その辺も考慮しつつ適宜判断しながら進むこととなった。

独標到着!! 思いの外、雪の状態が良い。 引き続き注意を払いながら一つ一つピークを越えていく。 ちなみにここから写真がほぼない。 なぜか。 そう、ふくらはぎお化けである。(だいし) この男、化け物じみた速さで登っていく。 それにくらいつくぐっち。 ふくらはぎがー!と叫びながらも必死についていくぐっち。 頑張れぐっち。負けるなぐっち。

相変わらずの絶景。 空が青いね! そして遂に

西穂高岳登頂!! 山頂が狭いので自撮り。

良い笑顔!

良い笑顔!(のはず) ちなみに独標辺りで出会った男女二人組がいた。 お互い日帰りピストンということで励まし合ったその二人も無事に登頂。

激闘感かっちょいい。 そしてこの先頭切ってる方がALPSに加入したひろこさんなのであった。 激闘を終えた6人(一人はまた別のソロ)で交わすグータッチ。 山頂でするグータッチ良いよね。 その映像はひろこさんのインスタに載ってるので興味のある人は見てね。 安堵したのも束の間。 我々の次なる目標。 そう。ロープウェイに乗ることである。 タイムリミットは三時間半。いっそげー

高度感。 こんな感じのところを下ります。 しかしまぁ雪の状態が非常に良く、踏み固められたステップはとても歩きやすい。 時折ぐっちから 足がー!の声が聞こえる。 頑張れぐっち。温泉はすぐそこだ。 ピラミッドピーク、独標、丸山を越えて

無事に西穂山荘へ到着! この後、三人ともヒィヒィ言いながらロープウェイ駅へ。 無事に乗り込み、麓の温泉へと向かいましたとさ。(温泉にて行われたブログじゃんけんはよっしーの惨敗) 余談。 今回は本当に晴天と雪質に恵まれた山行でした。 西穂高岳日帰りピストンは条件がそろえば達成可能だけど、一つでも条件が悪いとロープウェイに乗り遅れたり、焦って滑落したりしかねない行程だと思います。 どこの山でもそうですが、安全第一で行きましょう!
終わり。
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