鉾岳(日帰り)
- ゆ〜じ
- 2018年4月16日
- 読了時間: 4分
宮崎県は延岡市にその山は存在する。
大抵九州っていたら久住や阿蘇、岩山なら大崩山などしられてるが、あまり知られてない山。
本日はそんな穴場な鉾岳登山を敢行した。

メンバーは13人。
過去最高の人数。九州支部は発足2017年11月以降過去最高。
この人数で登ること、怪我をしないで無事楽しんで登り終えることを胸に登山口のある、鹿川キャンプ場へ向かう。
博多から約4時間。
秘境。秘境すぎる。なんなら博多から東京戻って山梨ぐらいいける時間。
そんなハード行程を1日でいくことに。
登山口に着く前、鈴木さんはイライラが頂点に。車で峠を攻める。
攻める最中に比叡山を横目にひたすら攻める。
後ろをみるとみんな車酔い。登山前にみんなの気力を削ぎ落としてしまった。

そんなこんなで登山口到着した我々は山を目にする。
素敵な岩壁。クライマーの中では有名らしいが今回のメンバーも登ったことはない山。
コースもあまりわからず、どんな道が待ってるのか。
九州支部はゆる山より何があるかわからんバリルートに萌える集団。。

この先の修羅の道があるとは知らず、誰もいない山へぬくぬく歩みを進めるのであった。
最初は1人が歩けるような傾斜のある道。
最初というより最後までか。
ある程度進むと、名物のパックン岩の標識を見つける。
みなさん、パックン岩って知ってます?
口がパックンなってる岩があるんです。
それを見るだけに登る人もおるぐらいのパックン度。

パックン岩の口を開く13人登山家。

パックン岩を過ぎると第一難所。
ロープ天国の登場だ。
何個のロープがあるのだろう?
数えることはしなかったが、稜線に出るまでは目の前のロープ、岩、枝全てに全神経を使う。
あぶねー。
感想はこれだけ。
手の力を頼りに

危険箇所は注意しあい

負けない気持ちを胸に

登り続ける。
体力より身を削られる思いをしながら互いを鼓舞し登る。
山頂分岐点まで来ると、そこはまさに沢。
綺麗な水が岩を沿って通る。
土は一切ない岩の大地。
これぞ、癒される景色ってやつだなと思いつつ、雌鉾岳へ行くことを決める。
休憩は短めに

岩が水に削られ、滑らかな曲線

アディラー登山

雌鉾岳への道は冒険感が溢れる。
道が不明瞭。ルート探しに翻弄。
えっここ道?そっち道ある?あれ?ちがくね?
こんなこんな、まさにこんなこんなの登山。
雌鉾岳をついに捉える

なんなんだあの丸くておっきな岩。
あれは登れなのかなと思いながら行けるとこまで行く気持ちで進む。
山頂手前。

この壁を攀じ登ればあの岩の先っぽに行ける。
風速は森林限界を超えて風速は15メートルぐらいかな。体を振られながらあの先っぽを目指す。
今回の登山最大の難関、核心部、山頂直下はしごロープツルツル岩のアタックへ
怖

怖

落ちないよう必死

山頂に着いに到着。
岩がぽつーんと空中に立ってる。
その上に我々はいる。
風はもろに受ける。
吹っ飛ばされそうな風速。
でもそんな環境でもこのピークに立ったことで、達成感しかない。
景色はご褒美。
日本最大のスラブ、雌鉾岳

勿論岩の先へ

青空と山頂をジャック

こんな怖いとこ何分も入れないー。
ビビりながら分岐点まで退避。
あーこわかった。
女の子はすれすれまで行くし、見てるこっちがヒュンヒュンしてしまった。
雄鉾岳へ行く手前でみんなで昼食をとり、雄鉾岳へ。
その道は
その道は
その道は
ゆるすぎた笑
完全に行く順番間違えた。
難所もなく、15分ぐらいで雄鉾岳ピークに着。なんか謎にリボンが全ての木についてたの惑わしの森で少し迷う件はあったが、軽く踏破!
雄鉾岳ピークより2分。
雄鉾岳の岩壁へ。
そこから見る景色は..........
吸い込まれるような緑

何故かの真顔

雄鉾岳から見える雌鉾岳山頂直下

鹿の木

朽ちた木も映える

クライミング起点

絶壁スラブ

そんな百名山でもない、渋い鉾岳。
いろんな山を登ったけど見所がたくさんある素敵な山。
九州でどこがオススメ?鉾岳って答えるぐらい登るものを楽しませてくれる魅力いっぱいの山。
宮崎へ来たら是非楽しんでくれたと思い、日記を終えます。
そしてチームメンバー!
最高の山だった!ありがとな!
鉾岳登山編エールピース九州支部

おわり

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