井原山(日帰り)
- ゆ〜じ
- 2018年1月14日
- 読了時間: 4分
■メンバー:koi、ちーちゃん、あんな、りょーじ
■コース:洗谷登山口→井原山(ピストン)
■曇りのち晴れ
今回は九州百名山は一角は福岡県と佐賀県の県境に位置する背振第二の高峰へ。
寒波の影響もあり、相当雪が積もっていると予想し、アイゼンをバックに詰め込み向かいました。
そんな雪山への挑戦を綴りたいと思います。


■洗谷コース(破線)
今回のコースはアンノ滝経由ではなく、沢登りもある洗谷コースを選択。
我々は登山者が多く踏み固められた道より新雪を楽しむ、また厳しいコースを行きたいという発想に。。
どんな道かもわからない、登山者も歩いていないだろう道を前に不安を感じつつ、ワクワクした始まりであった。

今回のコースは事前情報では沢登り、ロープ場の連続、沢に落ちる崖と難所がいっぱいらしい。
危ないと判断したら引き返そうと共有しいざ入山するのであった。
■第一難所
我々は意気揚々と山に入るものの最初は緩やかな広い道。
歩いて行く旅に道は狭くなり、周りの光も徐々に消えて行く。
これぐらいなら行けるな!と思いながら20㎝ぐらいの雪を楽しんでいると
山の雰囲気は突然変わった。
写真じゃ伝わらないと思うがここです。

おそらく道であろう道に足の先だけかけてツルツル滑る岩、雪でよくわからん足元、10m下の沢まで何もない道。
やっぱりやめるか、怪我してもあれだし。この先こんな道が続くなら絶対怪我する。。久々に弱気なことを言ってしまう。みんなに相談。
でもみんなと話した結果は「行けるところまで行こう、ゆっくり行こう、本当に危なかったらそこまでにしよう」と登山継続に決定!
慎重にゆっくり、見守りつつ第一難所を通過したのであった。
●第二難所まで
その後、雪は深くなり積雪は50㎝と言ったところ。
九州は福岡でここまでの雪山を体験でき、みんなテンションが上がる!
しかし、コース上には1名先行したであろう足跡があるだけ。
ほぼ雪をかき分けながら進むのであった。
一人だったら進めないだろうほぼわからない道!ワイワイした声の中進む!

●第二難所
ふと足跡が消えた。ん?どうした。まじない。
目の前には川。周りはふかふか雪。なるほど。川を渡って行くのか。
こんな寒い中、体濡らしたらシャレにならんだろうと思いつつ沢登りを始めた!
みんなゆっくりや!靴をぬらさんで行こうな!
ルート探しにいつもよりむずく頭を悩ます私w

後ろを振り向く。あんな、靴川はいってるやんw

低体温症になるから気をつけてーーw
最近の防水の靴はすごいと感謝しつつ進むのであった。
その後永遠続く雪のかき分け、沢渡り、難易度たけー。
木の上で休む編

斜面らぶ登山

雪だるまつくーろー

●第三難所
そんな一行はついにロープ場が急に現れる。
これは笑うわ。
おそらく10mぐらいのロープ、それの連続。
もうここまで行ったら登る気満々よ!
でもね、滑るわ滑るわでなかなか大苦戦。w
でも楽しかったな、7本−10本、稜線にたどり着くまでひたすら登る。
頑張れ!みんな掛け声をあげつつ部活のようなテンションで雪の壁に挑んだのあった
さー始まりました、ロープ場

と思ったら足元ようわからん沢登り

テンション上がりまくり、ロープ好きなるわw

●稜線へ
通常2時間で登れるであろう道を3時間弱w
疲労がすごい、のどが渇く、体が熱いなど初めての体験をして出た稜線。
平坦な道を出た瞬間みんな満面の笑みだったな。。
そんな中稜線歩きスタート!
峠は超えたと思いルンルンな我々の前に突如思いもよらぬことが起きる。
痛い。
なにこれ、痛いわ。
恐らく雪がなければこんなことになっていないだろう。
地面が積雪により通常より高いところを歩いてる。
それに応じ、本当は触れないであろう木の枝が、右から左から上からあらゆるところからせめてくるw
もう我々には満身創痍なんですよ。やめてください。
枝さん、あ、枝さん、やめて、痛いっ、え、、だ、枝さーん。。。。。。

●井原山登頂
そんなこんなでまさかのコースタイム1時間半オーバーの4時間で登頂。
今まではコースタイムより早いことが当たり前だと思っていたけど雪山おそるべし。
疲れた体を癒すため、鍋パ実行!
うんまい。景色と達成感が隠し味なんだなと思いながら、KOI特性鍋を食べたのであった。
井原山登頂!!!!

景色最高こんな感じ

鍋パやで!

井原山おわり!
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